カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

しばらくはお別れ...。

先日は春分の日でした。日本はもう桜が咲いていると聞きます。

スウェーデンも当然ですが昼と夜の長さがほぼ等しくなり、日本と同じ時間帯に太陽を拝めるようになりました。これから夏至にかけては、冬とは逆にどんどん日照時間が長くなり、白夜へと変わっていきます。冬とのギャップに毎年辟易しますが、日光浴出来るのは本当に嬉しく、楽しみで仕方がありません。頑張って耐えしのいだ冬。スウェーデンの夏はその分のご褒美だと思っています。

とはいえ、外にはまだまだ雪がてんこ盛り。すこしずーつ解け始めていますが、まだこの先も雪は降るでしょう。でも春です!太陽がそう言っている!!

4月に入る頃にはもっと雪が解け、道路はぐちゃぐちゃになります。それが夜に冷えて凍り、日中また解けて水浸し...。

そうなると困るのはティトの毛。雪解けに関係なくティトはお散歩に行くので、長い毛のままだと後の処理がとても大変です。以前作ったレインコートはとても役に立ちますが、それでも足やあご髭部分はドロドロになってしまいます。

kawaiiinu-tito.hatenablog.com散歩→帰宅→シャワー→ドライヤー

毛の長さに関係なくこれはルーティンですが、毛が長いとその時間も長くなり、乾ききらない地肌が湿気で炎症を起こす場合もあり。私とティト、お互いにとって少しでも負担を軽減するには、ティトの毛を短くするしかありません。

でも私は長い毛が大好きです。長いとハバニーズの可愛らしさが倍増する気がします。

モコモコなティト。かわいいね...。

ふふふ!Matteはかわいくないね!

 

前回カットしたのが昨年の6月半ば。

kawaiiinu-tito.hatenablog.comスウェーデンの冬は言わずもがな寒いです。可愛いからという理由だけでなく、寒さから身を守る為にも、冬の間はなるべく切らずに長いままでいさせてあげたい...。

9ヵ月間、何もせずに放置していたわけではありません。ペニス周辺は尿で汚れないようこまめにバリカンでカット。前脚の付け根からお腹にかけては、地面につかないようにハサミでカットし、15〜20mmくらいをキープ。顔や頭は毛が目に入らないよう、気付いた時に整えていました。

 

ブラッシングは日に日に時間がかかるようになりましたが、かわいい瞬間を沢山見せてくれるひと時だったので、それが短時間になると思うとちょっと名残惜しい...。

ブラッシング前。わかりやすい毛束感...。

 

ブラッシング後。ほわほわ。

 

あぁ愛おしい...。もこもこティト。私はたまらずに、今しかできない遊びをさせてもらいました。ちょっと失礼ティト!

...本当に失礼だね。

 

今日で最後だから許すけど。

 

もう!かわいいな!

プププッと笑う私を冷めた目で見つめるティトですが、このあと鶏肉をあげたら表情が一変。全部帳消しにしてくれたようです。

 

一日で全てこなすのは負担が大きいので、カットの前日にシャンプーや耳掃除などを済ませます。全身ずぶぬれになったティトは、水の重みで大変そうでした。なかなか地肌まで水が浸透しないし、乾かすのには凄く時間がかかるし、私もティトも終わった時にはぐったり。

 

明日にはこの毛は無くなっちゃうんだね...。色々大変だったけど、寂しいなー...。と名残惜しい私は、チャンスを見つけてはティトをむぎゅうと抱きしめ、充電させてもらいました。

うざいなMatte...。

 

しばらくお付き合いしてくれたティト。3分後には私の腕をすり抜けて、自分のベッドで眠り始めました。

その晩、私は動画でトリミング予習。さてどんな姿になるのやら...。