犬のおもちゃに一手間
ティトがまだ仔犬だった頃から、変わらずに好きなボールのおもちゃがあります。
犬用ボールは多種多様。ぴかぴか光るものや、ゴムのトゲトゲが付いているもの。先日日本から送ってもらったタマゴは、どこに転がっていくのかわからない感じが面白いらしいです。
kawaiiinu-tito.hatenablog.comうちにも色々なボールがありますが、いつも同じものじゃつまらないので、入れ替えながら新鮮さを保ちつつ遊んでいます。
その中でも、握るとピーピー鳴る小さいkongボールは、ティトのお気に入り。
私はこれにちょっと一手間くわえています。
まずは、ボールの下に敷いてある生地を丸く裁断。
大きさはスープ皿がピッタリ。直径21cmくらいでしょうか。この中心にボールを置き、てるてる坊主になるように包みます。穴糸のようなちょっと丈夫で太い糸で括り、解けないようにぎゅっと結んで完成。
ティトはこの状態が大好きです。丸い部分を噛むと音が鳴るし、生地の部分はくわえやすいし、投げても問題ないし。生地が汚れたらまた新しいものに変えますが、ティトが認識出来るよう、なるべく派手な色や柄を選んでいます。それもまた変化があって私も楽しいし、ティトには新鮮なようです。
最初は投げて拾って、取り合いっこなどをして遊びます。その後、ティトは自分のベッドに持っていき、寝転がってカミカミします。
ボール部分に飽きたら、今度はその部分を前脚で器用に掴んで、生地部分をハムハムします。この時は遊び疲れてしまったのか、掴んだまま眠ってしまいました。
かわいい...。因みに、生地端は糸がほころぶので、あらかじめ少し取っておきます。円なのでそれ以上ほつれる事はありません。
初めてこれを作った時はティトが生後5ヵ月でした。ただの思いつきだったので白い残布で包みましたが、汚れは目立つし可愛くない...。でもティトは当然気にしません。うつ伏せでハムハムしているかと思えば、ゴロンと仰向けになってボールと戯れ、私は何度笑わせてもらったかしれません。
スウェーデンでは、ハバニーズはクラウン(道化師)のようだ、とよく言われます。おどけた振る舞いで家族を笑わせてみたり、楽しさに夢中になりすぎてドジをしてみたり。こんなボール一つでも、色々な遊び方を見せてくれる我が家のクラウン、ティト。長い間喜んで遊んでくれるのは私としても嬉しい限り。
また何か楽しそうな一手間を考えてみたいと思います。