カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

自宅でトリミング

ティトは今までに3〜4回、サロンでトリミングしてもらいました。前回書いたように、長い毛はお手入れが大変ですが、可愛いので伸ばす期間もありました。でも雪解けや落ち葉の季節に長いままだと、お腹の毛がすごく汚れたり色々拾ったりして大変です。その頃にサロンの予約がとれればいいのですが、この街にはサロンが一つしかなく、しかも考える事は皆同じで、なかなか予約が取れません。

自宅でできたらいいよね?ってことで、昨年バリカンを購入しました。4月にそれを使ってカットしましたが、やはり初回だけあってなかなか上手く出来ず。そして先日、2回目のカットに挑みました。

カットの前に

一日で全て行なうのは私達にもティトにも負担なので、前日に爪切りと肉球の毛のカット、そしてお風呂にいれました。当日カットする時間は午後。お昼の散歩から帰って来て心身共に満足し、疲れて昼寝する時間です。

Husseが散歩に行ってくれましたが、くれぐれも葉っぱや泥がある森などには行かないようにと、念を押しました。その間、私は部屋の環境を整え、バリカンやハサミの準備をし、毛がまとわりつかないような服装に着替え、帰宅を待ちました。

割と綺麗な状態で帰って来たティト。私に怒られないようHusseはだいぶ注意したと思われます。足を綺麗に拭いた後はブラッシングです。

まずは右のブラシで入念に梳かし、毛玉があったら除去します。その後、左のブラシで全体をふわふわにします。

毛玉はこんな風に出来ています。

これはブラシで解けるレベルですが、根元をしっかり持ってティトが痛がらないよう注意します。

いよいよカット

前回は私達の腰くらいの高さがあるテーブルの上で行ないましたが、あまり上手く出来なかったので今回は床で行なう事に。Husseにティトのお腹と顎を持って動かないようにしてもらい、私がカット担当です。

カット前の坊や

前回は16mmで切りましたが、あっという間に伸びてしまったので、今回は10mmで挑戦です。手順は次の通り。

  1. バリカンで背中、横腹、お尻部分をカット。
  2. 頭&マズル、尻尾をハサミでなんとなくカット。
  3. 疲れたティトを横に寝かせ、足部分を梳ばさみでカット。
  4. へそ天で寝かせ、お腹部分をバリカン&ハサミでカット。
  5. 四つん這いで立たせて最終確認。

カット中は怪我をさせないように必死で、写真を撮れませんでした。Husseも辛抱強くティトを固定してくれていたので、みんなのためになるべく短時間で、と全集中犬の呼吸で頑張りました。

カット後

最後に耳をカットし忘れたことに気付きましたが、それはまた日々のブラッシングのついでにチョキっとしようと思います。

カット後の坊や

目の上の毛も少し長いですね。これも後でチョキです。

梳ばさみとハサミで切った足部分は、時々長い毛があります。顔周りは左右で段違いになっていたりします。輪郭から耳に繋がる部分はおかしな事になっています。色々ありますが、元がかわいいので何してもかわいい、どうなってもかわいい、結局かわいい、と言う事で結果良しです。

 

前回は2時間かかりました。今回は1時間半。それでもティトは相当疲れたのでしょう。終わって少し遊んでストレスを発散したら、すぐに眠ってしまいました。

 

次回は10月か11月か...。長い毛も可愛いので、しばらくはまた伸ばしたいと思います。

 

それよりも私の無駄に伸びた髪の毛をどうにかしたいところです。髪はいつも日本で切っています。前回一年半前に帰国した際、40cmほど切ってヘアードネーションしました。またそうしようと思って伸ばしています。と言うのは口実で、実際は帰国出来なくてただ単に伸びてしまっている、です。

次は日本にいつ帰れるのか、今の状況ではなかなか考えられません。自分で毛先などは切っていますが、いつまで耐えられるか...。度々鏡を見ながら、この際思い切りいてもうたろか、と血迷いそうになる時があります。あぶないあぶない、と自分を制していますが、いてもうた時にはまたご報告したいと思います。