同じ場所、違う景色
まもなくGWですね!
お出掛けするも良し、のんびりするも良し。皆さんはどんな休日を予定していますか?
スウェーデンは5/1がメーデーで祝日ですが、他は通常運転。でもまだお出かけ日和には程遠く、路肩には依然雪が山積みで、なんなら昨日はぼた雪が降りました。ん〜。
でも気温は上がってきたので、凍っていた海や湖は徐々に溶けてきて、春の訪れを感じます。
私が初めてこの地を訪れたのは11年前の冬でした。
針葉樹の緑は雪に覆われ、ひたすら続く白い世界。太陽は昇らず空は暗いまま。でも家々の窓から洩れる暖かい光がキラキラと景色を彩り、おとぎ話の世界のようで感動したのを覚えています。
移住後に初めて迎えた夏。
冬に見ていたのとは全く異なる景色に私は驚きました。緑が生い茂り、夜になってもずっと明るい白夜の日々。子どもの頃、全く自分には関係ないと思って聞いていた社会の授業。白夜?タイガ?亜寒帯?ふーん。ってそんな場所に住むなんて!人生わかりませんね。
先日、写真を整理していたら、同じ場所で違う季節に撮った写真を見つけました。改めて見てみると、その違いにびっくり。
3月に撮った写真はこれでも雪が溶けてきた頃で、真冬には行けない場所ですが、それでも違いは十分にわかります。なんて極端な気候なのでしょう...。
先日は気温が12℃まで上がりましたが、半袖の人を数人見かけました。あと5℃も上がれば泳ぐ人が出てくるかも...?
冬の間じっと我慢して耐えた分、スウェーデンの中でも特に北の人達にとっての夏はご褒美のようなものです。脱いじゃう気持ちもわからなくもない。
夏が待ち遠しいです。