春ですね!
春眠 暁を覚えず
処処 啼鳥を聞く
夜来 風雨の声
花落つること 知んぬ多少ぞ
春分の日、いかがお過ごしでしたか? ティトはまさに春眠暁を覚えず。
先週、北スウェーデンの風景は写真の通りでした。春はどこぞ?花は?鳥は?と問いたくなるような、真っ白な景色。それでも気温は徐々に上がり、この時は−6℃位でした。
ティトは雪が大好きですし、寒さには慣れたもの。ハバニーズは本来寒さには弱いと言われていますが、人間と同じく生まれ育った環境によってかわってくるのでしょう。
私が編んだセーターを着ていますが、収まりきらない毛がはみ出て、まるでライオンのようになっています。かわい。
あまり人が通らない森や裏道は特に大好き。
行くよー!
いち、
に、
さん、
ダァー
つまり、えーっと、今週から春になりました。
今日の昼間、お散歩に行くときの気温は10℃!青空とキラキラの太陽。先週の白い風景が嘘の様に、地面の雪が瞬く間に溶けてアスファルトが顔を出しました。長い冬を辛抱強く待っていた植物達。花はまだどこにも咲いていませんが、それもきっともうすぐです!
これから夏至までの間、スウェーデンでは驚く程ぐんぐん日照時間が長くなっていきます。冬に向かって行くのとは正反対のこの気持ち。嬉しいです!
ただ、裏道や歩道の雪が溶けると地面がぐちゃぐちゃで、至る所にちょっとした池が出来上がります。そこを車が通ったらもう悲惨...。私は何度か水を被った経験がありますが、特に大変なのがティト。お散歩の度に足とお腹が真っ黒になります。おまけに細かい砂が毛の中に入り込んでじゃりじゃりに。今日ティトのハバニーズ友達に会いましたが、彼らは既に散髪を終えていました。我が家もそろそろバーバーMatteの出番かもしれません。
春は寒暖の差が激しく、体調を崩す方が多くいらっしゃいます。私も毎年少なからず影響を受けるので、皆様もどうぞお気をつけてお過ごし下さい。
そうそう、猪木ボンバイエついでに。
ティトにはリングネームがあるよってお話しはこちらからどうぞ↓