カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

SÖTNOS TITO

Titos svenska liv med Matte och Husse

わかる、わかるぞ!

飛行石を手に入れたムスカは、黒い石に刻まれた言葉を読めるようになりました。

読める、読めるぞ!のセリフには、執念や興奮や狂気がにじみ出ていて、ムスカをよく知るヒントになっていると思います。バルスは有名ですが、私はこのセリフのほうがなんだか好きです。

あ、天空の城ラピュタです。ご覧になっていない方、是非鑑賞をお勧めします。キメハラという言葉を最近目にしますが、これはピュタハラになるのでしょうか。ラピュハラ?シロハラ?

そんなのどうでもいい

はい。改めまして。

私達は飼い主初心者としてティトを迎えました。最初はティトが何を訴えているのかわかってあげられず、どれだけオロオロしたことか...。しゃっくりの回数の多さに心配し、迎えて2日後にはブリーダーに電話して相談したのを覚えています。

ところが。共に生活していくうちに、ティトが言わんとしている事を察知できるようになりました。

わかる、わかるぞ!です。

冒頭に繋がりました。そう、ティトと心が通じ合えたと思う瞬間には、ムスカのように興奮と喜びを交え、そんな風に心で叫んでいます。ティトは喋れないので実際はわからないのですが、心配事がある時の表情や、期待に胸を膨らませている様子、お願い事や甘えたい時など、まるで会話が出来ているように感じられる事がよくあります。

散歩での会話

私達以外にも通行人がいたり、人の往来が激しい場所では、私の左側を歩くようティトには教えています。誰もいなかったり、神経質にならなくても良い場合には、ティトの思うがまま好きなようにウロウロさせています。

しかし、特に指示もしていないのに、左側に来て私の顔を見上げる事があります。

ね、わかるでしょ?

 

ほら、ぼくはペロっとしているよ!

 

そう、おやつです。朝はいつも決まった場所でおやつを催促します。お昼はちょっと長い散歩なので、エネルギー補給が必要なのでしょうか、度々左側に来ては目で訴えかけてきます。全身を使って歩きますから、犬にとってはカロリーの消費量が高いのかもしれません。おやつをあげると、パワーがでたよ!とでも言うように、ぴゅーんとまた前進して行きます。かわいい。

そしてまたある時は。

ティトには近所にお友達が数匹いますが、苦手な犬もいます。見かけた時にはその犬とは逆方向へと、あからさまに早歩きになり、私にも目配せしてきます。わかるでしょ!早く逃げるよ!と。その逃げ様もまた可愛くて、私も一緒に小走りになります。

裏庭での遊びで

お昼の散歩後、裏庭でボールを投げたり追いかけっこをして遊ぶ事があります。ボールを忘れた日には、その辺に落ちている松ぼっくりや木の枝で代用するのですが、ティトはその代用品を見誤ることがあります。

今日、ぼくはこれで遊ぶっ!

 

いや、それは流石に長いでしょ。くわえて走れないから、こっちの小さい枝にしようよ、と私は提案。しかしティトは強引にこの枝で遊ぼうとしました。そして。

うぐぐぐ....

 

このあと、すぐに諦めました。

だから言ったでしょ。こっちの枝にしよう。と私が小さい枝を投げると、そうだねっ!と走ってその枝を取りに行き、この長い枝はなかった事になっていました。

夜ご飯

食事の15分前くらいから、ティトはそわそわし出します。かと言って、じゃれてきたりはせず、少し離れたところでじーっと私やHusseの様子を伺っています。その眼差しといったら...。

ぐすん。お腹減ったよ。

 

なんだか可哀想ですぐにでもあげたくなっちゃうのですが、早く食べ過ぎると翌朝お腹が空き過ぎて吐いてしまうので、滅多な事がない限り、時間通りにあげています。

ごめんね、まだごはんじゃないよ。と話しかけると、もう!ぷんすか!と、あごを前に突き出して床に伏せます。ふて寝とはまさにこの事。

 

端から見ていると、人間の私達だけが喋っているように見えますが、私達は会話をしています。ん?

ティトは私の言っている意味を理解し、私はティトの表情や態度から言葉を読み取ります。あれ?

ティトは喋れないので、実際に意味が合っているかどうかは不明ですが、私達はわかり合えている、と実感しています。おや?

....。

あぶない...かな?たぶん動物と生活している方々の多くは、私と同じように感じていらっしゃると思うのですが、ちがう...かな?ちょっと不安になってきました。

全然違うから!思い上がって色々見逃してるよ!とティトは思っているかも...?ムスカのように傲慢にならず、これからも理解する努力を続けていきたいと思います...。