カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

見ているからね...。

壁に耳あり障子に目あり。

どこで誰が見ているかわからない世の中。SNS網が張り巡らされた現代では特に隠し事などできません。やましい事がなくとも、悪い人は様々な方法で人の生活を覗き見しようとするので、神経質なくらい気をつけなければいけません。便利になったのか、不便になったのか、よくわからない時代です。

 

20代前半の頃、私はバイト先や職場で自分のことを語る事はほとんどありませんでした。なぜ友達でもないあなた達に私のプライベートを語らなきゃいけないの?って。

なんだかプライドが高そうで嫌な奴ですね。でもこれは建前で実際はこうです。ただの人見知りでなかなか自分の事を語るタイミングが掴めなかっただけ。わぉ陰キャー。

ところが、年齢を重ねるにつれ色々な事がどうでもよくなり、聞かれていないのに自分のことを話したり、ブログを書くまでにも至りました。おばちゃんになるってこういう事でしょうか。だとしたら、喜んで受け入れたいと思います。だって楽だもの。私と同じ歳の友人も言っていましたが、歳をとるって結構いいものです。体にガタが来るのはしんどいですが。

 

脱線しましたが、人に見られて(聞かれて)困る事はないにせよ、障子の穴から誰かが覗いていたり、隣人に耳をそばだてられるのは、決して気持ちの良いものではありません。

でもそれが犬だったら?

気分を害す?

じー。

 

かわいい...。ぜんっぜんイヤじゃない。むしろ見て!

ティトはいつも家では自由気ままに過ごしていますが、それは私達がいるという安心感があるから。私とHusseが家のどこにいるのか、かならず把握してるようです。あれ?Matteは?と例えば私の居場所がわからなくなると、私を探しに家の中をウロウロしだします。そしてドアの隙間から覗いているのを確認し、佇む事しばし。その瞬間を今まで何度も目撃していますが、その姿がかわいいったらもう...。

写真を整理していたらそんな姿をいくつもみつけたので、今日はのぞき魔ティトをまとめてご紹介したいと思います。

ひょっこりはんスタイル

ティトが入れるように、各部屋のドアは完全には閉めません。そのドアをティトは鼻でグイっと押し、顔をのぞかせます。こっそり。

Matteいる?

 

こっそりじゃないけど。ティトが歩く音が聞こえたので、振り返ってカメラを用意していたら、思った通り顔をのぞかせてくれました。私の姿を確認できたので、このあとすぐに踵を返しどこかにいったティト。かわいいなぁもう...。

 

2年前、Husseの仕事の都合で別居していた時期があったのですが、私がお風呂に入るときでもドアは半開きにしていました。ティトはバスルームにやって来てまずは私の姿を確認。

オーケー。お風呂だね。

 

バスタブまでやって来る事もありましたが、ドアに顔だけ突っ込んでのぞいたまま昼寝をすることもしばしばありました。

待ちくたびれたよ...。

 

あぁ懐かしい...。Husseも一人で仕事を頑張っていましたが、私達も2人で留守番に耐えていました。あの頃はみんなよく頑張ったね...。

 

Husseとの散歩から帰ってきて、一目散に私を探しに来たティトはこちら。

Matteいるね。確認よーし。

 

いるとわかったら、Husseが待っているバスルームに走って行き、体を綺麗にしてもらいます。私のことを気にしてくれている姿にジーンとします。

 

まだまだ他にもあるのですが、長くなりそうなのでまた次回。

おまけ

例外的に覗いている姿を一枚。

えへへへ...

 

くわえた紙コップの隙間から片目で様子をのぞいているティト。3つの紙コップにおやつを入れてシャッフルし、どーれだ!と遊んでいた結末がこの写真です。おやつより紙コップで遊びたかったようで...。あーかわいい。