カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

SÖTNOS TITO

Titos svenska liv med Matte och Husse

恋する気持ちは止らない。

前回の記事の続きです。

恋しているティト、その3

散歩中、大好きなホップに会えない。でもホップの気配は感じる。このやるせない気持ちをティトはあろう事か、わたくしMatteにぶつけてきました。

近場のメスがヒート中の場合、その影響を受けるオスの犬は、人間の女性にも若干心を奪われるようです。その時のオス犬は、鋭い嗅覚で人間女性から発せられるフェロモンや何かを敏感に感じるそうです。やけくそだなティト。

普段、夕食後にティトは興奮します。お腹いっぱいで満足した場合と、眠いけど眠れなくてぐずっている場合の両方あると思いますが、Husseの腕にがっちりしがみついてマウンティングをします。つまり、腰を振っています。はげしく。

犬とは主従関係を築くべし。マウンティング行為は、犬が人間を下に見ているが故に行なわれる場合があり、一刻も早くやめさせるべき。そういった記事を今まで沢山目にしてきました。しかしそれは学術的に覆され、現代ではもう古い知識だそうです。ティトを見ていると、Husseより自分が偉いんだ!という理由でしている感じはしないので、私達はもう無理にやめさせず、いつも無視しています。

ところがここ数日、恐らく冒頭の理由から私にマウンティングしてくるようになりました。そして執拗に私の耳やその周辺をなめます。これは今回初めてだったので私も驚きました。

でも...本当にフェロモンなのでしょうか。私ももはや中年です。加齢臭ではないのか?いや、それも一種のフェロモンか...。で、でも色々心配だ!教えてティト!!

たぶん大丈夫だよ。たぶんね。

 

しがみついて腰を振るだけではなく、舌を出してハーハー言いながら、肩の辺りをハムハム。そして時にはカミカミしてくるので、服が破れたりでろでろになってしまいます。なので私はティトのために処分間近のダルダルのロンTを着ています。

はむはむはむはむ!!はむさはむにだ!

 

ティトは凄く疲れるようです。最後の方には自分でも何故マウンティングしているのか、わからなくなっている様子です。私が思うに、恐らくこんな気持ちなのでは。

ホップが恋しい→会えなくてストレス→Matteも女性!?→もうこの際どうでもいい→腰振り疲れた→眠い→眠れない→エンドレス。

この全てをマウンティングという行為で発散している、そんな気がします。

 

一連の姿をみていると、去勢させずにいて本当に良かったのだろうか、と毎回考えてしまいます。だからといって成犬になった今、体への負担が大きいので獣医も手術は回避します。スウェーデンの一般的な考え方としては、人間の男性だって本人の意思に関係なく去勢しないでしょ?というもの。それはメスも同じ考えです。人間と同じく、犬だって心身共に犬として暮らすのが当然だ、ということらしいです。仔犬の頃に手術をしていたら、それはそれで後悔していたかもしれません。今となってはティトに寄り添う事を全うするのみ。それにしても、今回の恋煩いはいつもより激しいね...。

恋って大変ね

ストレスも発散出来た事だし、そろそろマウンティングも潮時でしょう、という頃。ティトの体を両腕で抱きしめながら、小声で子守唄を歌うと、ティトは寝る体勢になります。離れるとまたしがみついてくるのですが、根気よくコソコソ歌うとスヤスヤ眠り始めます。本当に子どもの赤ちゃんみたいです。

なんてかわいいの...

 

 

人間と犬との間に主従関係があるのかないのか、実際のところ私にはわかりませんが、少なくともティトはきちんとダメな事と良い事を理解しています。甘えん坊で駄々をこねることもありますが、同じくらい我慢も出来ます。何であろうと、お互い楽しく安らかに暮らしていくのが一番です。

 

犬のヒートはだいたい年に2回くらいと言われています。期間は個体差があるようですが、ピークは10日前後。ホップは恐らくあと数日ピークが続くと思うので、ティトももう少し耐えなければいけません。なるべくホップが行かないようなお散歩コースを選び、影響されにくくしてあげる事しか私達にはできませんが、これからも側で見守っていきたいと思います。

恋って大変だね...。Matteはもう忘れちゃったよ...とティトに呟いてみましたが返事はなく。でも毎日恋なんてしていたら暮らしていくのが面倒だよね。Husseといると楽だよ(良い意味で)。と話しかけるとティトは尻尾を振ったような振らないような...。

おしまい!