ハバニーズ、毛色の変化
ハバニーズの毛って何色?
ハバニーズの毛は柔らかいシングルコート。滑らかで光沢もあってずーっと触っていたくなる気持ちよさです。
毛色は様々で、真っ黒もいれば真っ白もいるし、それらが混ざった牛柄もいます。他にも茶色、グレー、クリームなどプードルのようにバリエーションは豊か。ティトの友達は全身真っ黒だけど、足先だけ靴を履いているように白くてとっても可愛らしい模様をしています。
ティトはセーブルカラー。単色でも斑柄でもなく、地の色に濃い色がランダムに混じっていたり、毛先だけ濃かったりするカラーです。ティトの場合、母犬は真っ白でしたが父犬がセーブルで同じ色でした。
毛色が変わる不思議な犬種
仔犬→成犬
仔犬から成犬へと成長するに従って、毛の色が大きく変化する犬はたくさんいます。ハバニーズも例に漏れず、ティトもそうでした。
生まれたときのティトは今からは想像も出来ないほど濃い茶色で、所々に白が混じっている毛色をしていました。
2017年10月19日生まれのティト。写真は生後5週間強で、私達が初めてティトと会った時です。
生後11週間、我が家にやって来た日のティトがこちら。
お腹と足先はわりと白っぽいですが、全体的に茶色でした。
この後、一ヵ月ごとに色の変化をみてみると...?
顔の部分は早々に白くなり、体も徐々にブラウンからベージュに変わっています。
毎日一緒にいるとなかなか変化に気付きませんが、こうしてみるとよくわかります。
そして2018年6月。生後8ヵ月で初のトリミングに行き、短くカットしてもらいました。
だいぶ色が薄くなり、カットしてさらに白っぽさが強くなりました。短くすると色が変わるのはどんな犬種でもわりとあるようですね。カット後、まだ耳やしっぽは色が濃く残っています。
成犬になっても変わる
大抵の犬種は成犬になった時点で色は落ち着き、変化は特にないようです。ところが、ハバニーズは成犬になっても色が変化します。仔犬の頃のような濃い茶色に戻る事はありませんが、あれ?なんか色濃くなった?とか、薄くなった?と、ふと思う事が度々あります。
とか言いながら。
えっと...こうしてみると、ぱっと見そんなに変わってないですね...。この頃はしっぽの色が薄くなったり濃くなったりするだけで、体はあまり変わりませんでした。全体的に白い印象。
でもこの後はわかりやすく変化しました。
2021年の半ばから茶色が強くなりました。
体調や紫外線または加齢によっても色は変化するようですが、ティトを見ているとそれらはあまり関係なさそうな気がします。病気でもなければブラッシングを怠ってもいませんし、夏も冬も関係なく色が変わっているこの不思議...。
今現在は白が強め。
最初に色の変化に気付いた時、もしかしてどこか体調が悪いのでは、とドキドキしながらネットや本で色々と調べました。でもどうやらハバニーズあるあるということがわかり、ホッと胸をなでおろした記憶があります。
これからはブラウン期に入っていくかしら...?それとももっと白くなるかな?
私の白くなった髪もいつの間にか黒くなったりしないかなー...なんてぼやいていたら宅のHusseさん、っていうかそもそも髪があるだけいいじゃん。ですって!あらやだ、色の問題じゃなかったね!
以上、ハバニーズの毛色と去りゆく毛のお話しでした。
こわい写真が撮れちゃった...
大好きな犬
私は幼い頃から動物が大好きでした。犬や猫はもちろん、鳥やハムスター、蛇やヤモリ、今となっては苦手な昆虫ですら素手で触っても何とも感じませんでした。
その中でも特に犬は大好きで、親戚が飼っていたコリーに手を噛まれて血だらけになっても、嫌いになることも恐れることもなく、犬と暮らすことにずっと憧れを抱いていました。
夢が現実に
スウェーデンに来てその夢がやっと叶います。様々な犬種やブリーダーについて調べて、やっと導かれた犬種ハバニーズ。そして巡り会えた我らの愛すべきティト。
あぁ...かわいい。ハバニーズは平均して4〜6kgと言われていますが、ティトは体格が大きくて8kg。足は割と短くてどっしり頑丈で、歩くとおしりがぷりぷりしてなんともかわいいのです。
ティトの目の色は珍しく、仔犬の頃は緑がかっていましたが、現在は綺麗な金色をしています。
何をしてもかわいい。ガウガウ甘噛みしても許せちゃう。ティトのことが怖いなんて思ったことはもちろん一度もありません。なのに!
そんなティトを怖いと思った
先日、いつものように追いかけっこをして遊んでいました。
散々遊んだ後、満足したティトはキッチンまで私を導きます。それはもうおしまい、というティトなりの合図で、最後におやつ(もしくは鶏肉)ちょうだい、というおねだりを意味します。
その日は鶏肉を冷蔵庫から出し、走って私の部屋までティトを誘導しました。一緒にソファーに座り、のんびり鶏肉を分かち合おうと思って。
私はティトが好きすぎていつもたまに変態になるのですが、この時もチュウをしようと思って鶏肉を口にくわえ、ティトが迫ってくるのを待ちました。
写真のティトの表情。嫌がっていますね〜。
この時はそんな表情にも気付かず、迫ってくるティトを写真に撮ろうとシャッターを押し続けていました。
するとどうでしょう。顔面間近でシャッターをきった瞬間、閲覧注意のホラー写真が撮れちゃいました...。
怖いのが苦手な方はそっとページを閉じて下さい...。
ではいきますよ?
こっわ...(((( ;゚Д゚)))
カッと見開いた目...。今まで見たことのない深淵なる闇...!ティトなの?あの綺麗な金色の目はどこ?ホントにあのかわちいティトなの!?
写真を確認して青ざめた私。
ティトは鶏肉をクッチャクチャ咀嚼して、もっとないの?と私の手をペロペロしながら、またいつもの愛くるしいティトに戻っていましたが、私はあの恐ろしい目が脳裏から離れず...。写真は真実を映すと言いますが、なるほど、こういうことですね。
もうキモいことやめるから許して...ごめんティト。
って今まで何回言ったかしら。やっぱりティトは可愛いからやめられなくて、ぷりぷりなおしり触っちゃうしスーハー匂い嗅いじゃうしいっぱいチュウしちゃう!チウチウ!
ティトの推し活
夏ですね。恋、してますか?
犬にもゲイはいますが、ティトはオスでメスが好き。ただし、全てのメスが好きかと言うとそうではなく、好みがあるらしいです。体格や犬種は関係なく、内面でときめいている模様。
今は亡きガールフレンドのホップ。相思相愛で最高の彼女でした。
ティトにとって同時進行は当たり前。浮気?なにそれ?
振り向きもしない、お尻の匂いも嗅がせない、それでもめげずにアタックし続けるティト。
先日、街の公園をお散歩していた時の事。暑かったので日陰で涼んでいたら、公園内の噴水で遊ぶ犬を何匹か見かけました。ティトはジッと彼らを見て、女の子?男の子?と頭の中で考えを巡らせている様子でした。
スウェーデンでは体に問題がなければ去勢・避妊をしない犬がほとんどなので、ティトのようにオスには闘争心が燃え上がっちゃう犬をよく見かけますし、ヒート中のメスにも頻繁に出くわします。なので、挨拶するときは必ず性別を聞いています。
ティトは今のところパパになる予定はなし。なのに去勢しないのは可哀想な気もするのですが、かと言って健康な体なのに手術するのも憚られ...。どちらが正解なのか未だにわかりませんが、好きな子が沢山いて、お散歩で会えたら嬉しくて、幸せな気分になっているティトを見ると、私達も幸せになります。
人だけではなく、アニメでも物でも、夢中になれる対象があるって素晴らしいですね。私も何かを推したい...!
お題を出してみる!【普段ペットに何を話す?】
先日、スウェーデンのドッグニュースサイトで面白い記事を目にしました。
家族として犬やネコなどの動物と暮らす人々は、普段彼らにどんな話をしている?というもの。
ノルウェー・スウェーデン・フィンランドで集められた統計がお国柄を表していたのでちょっとご紹介します。
スウェーデン
- ジョーク (19%)
- 恋愛話や人間関係 (13%)
- 秘密 (10%)
- ライフクライシス(人生の悩み?みたいな) (9%)
- インテリア/お金について/政治 (5%)
ノルウェー
- ジョーク (20%)
- 恋愛話や人間関係 (16%)
- 秘密 (8%)
- ライフクライシス (7%)
- インテリア (5%)
フィンランド
- 恋愛話や人間関係 (20%)
- ライフクライシス (18%)
- 秘密 (15%)
- ジョーク (13%)
- インテリア (11%)
3カ国ともインテリアが入っているのが北欧らしく、スウェーデンとノルウェーの1位がジョークなのもなんだかわかる気がします。ノルウェー人は割と楽観的なのかしら?対してフィンランド人は悩み事が多いのかな??
余談ですが、スウェーデンとノルウェーはわりと辛辣なブラックジョークでディスり合ってお互い楽しんでいます。
例えばこんな感じ。
スウェーデン人A:ノルウェーでスマートな人の事をなんて呼ぶか知ってる?
スウェーデン人B:”観光客”だよ。
ノルウェー人A:スウェーデンのジョークってなんで短いのか知ってる?
ノルウェー人B:知ってるよ。スウェーデン人がちゃんと理解出来るためでしょ?
あいつら超バカだからwwってお互い言い合って大笑い。そういう人達。私はたまに全然面白くなくて困るんですが、まぁそれはおいといて本題に。
家族である動物と話す事は、はたから見ると馬鹿げたように思う方もいるかもしれませんが、侮るなかれ、お互いに幸福をもたらす事が様々な研究機関で明らかにされています。統計では動物と暮らしている人の75%がその動物達に話しかけているという結果もでています。
幸福感だけでなく、動物達は話しかけられる事で安心感や仲間意識を育む事ができ、人間との絆がより強固なものになっていきます。
以前、犬は人間の言葉を沢山理解できるという記事を書きました。
友人であり、パートナーでもある、大切な家族。
私はティトと暮らすようになって、今まで感じた事のない喜びや優しさが自分の中に芽生えた気がします。年齢を重ねたことも関係していると思いますが、心も若干広くなったように思います。ホントすこーしだけども。
記事を読んで自分に当てはめてみました。
私はティトに何を話している??
....?
考えてみると、私は悩み事とか冗談とか、あまり一方的に話しかけていないかもしれません。どちらかというとティトと”会話している”感覚のほうがが強いです。
というのも、いつもティトの写真の下にはあたかもティトが喋っているようなコメントをつけていますが、私が考えたわけではなく実際そう言っているように私は感じるのです(記事の流れでこじつけている場合もありますが)。まさに会話をしているように。
私から話しかける事は、ありがとねー大好きだよーとか、かわいいねーいいこだねーなど、気持ちを伝える事ぐらいでしょうか。伝えても伝えても気持ちがあふれてきて、ティトのお腹に顔をむにむに埋めたり、スーハースーハーしてティトの香りを楽しんじゃうんですが、それはおいといて。
例えば、私達のある日の会話はこんな感じ。
《朝食後のお昼寝から目覚めた時》
ティト:んーよく寝た(あくびをしながら伸び)
わたし:あら、ティト起きたの?スッキリしたねー
ティト:うん(おすわりして私をみつめる)。つぎはマッテと遊びたいんだけど。
わたし:遊びたいの?オッケー。なにする?
ティト:(おもちゃを取りに行く)これ!これで遊ぼ!
わたし:よーし、いくぞぉー、まてまてーい(追いかけっこ開始)
みたいな。
みなさんは一緒に暮らす動物の家族にどんなことを話していますか?仕事のなやみ?今日あった楽しかった事?
もしよろしければお題として書いて頂けると嬉しいです!