ティトの逆襲
先日、Husseが誕生日を迎えました。
私達は特にプレゼント交換をしません。そのとき欲しいものがあればお互い買いますし、なければないで何もなし。ただ、祝う方が御馳走するルールで外食するのが恒例になっています。ここで選べるレストランは数える程しかありませんが、それでもHusseはどこに行こうかかなり悩んでいました。
レストラン選び
外食前日。まだ店を決めていないHusseに、予約しないと満席かもしれないし早く決めてよ、と私は急かしました。すると。
んもう!決められない!と突然乙女な事を言い出し、紙切れに何やら書き始めました。折り畳まれた4枚の紙切れ。それをコップに入れ、私に渡してきました。要するにくじ引きです。
いい?あたしが目を瞑って引くから、コップの中をかき混ぜて頂戴!と乙女Husseが頼んできました。言われるがまま適当に混ぜると、乙女はきゃぴきゃぴしながら一枚引きました。結果はイタリアン。
一応Husseの第一希望だったらしく、喜んでいました。試しに私も一枚引いてみましたが、紙を開いてみると白紙でした。どういうこと?と聞くと、空くじとの事。え、外食しないってこと?と聞くと、違う、もう一回引くチャンスがある、との事。なにそのチャンス。ドキドキを長引かせたいと?どんだけ乙女。
当日、残念ながらティトはお店に入れないので、Husse両親宅でお留守番してもらう事になりました。
続きを読むある日の散歩、思い出の地。
私が移住してから通った言語学校は、徒歩で35分の距離にありました。
まだ雪が残る頃に通い始めたのですが、周りは真っ白でなんだか似たような眺めだなぁと思っていました。
しかし春になって雪が解け、緑豊かになって来た頃、とても気持ちがいい通学コースだと気付きました。先日、そんな道をティトと一緒に散歩してきました。
続きを読むサプライズは誰のため?
サプライズ、お好きでしょうか?
結論から言うと、私はちょっと苦手です。今日はティトの出番はありませんが、どうぞお楽しみ頂けたら幸いです。
喜ぶポイント
Husseはサプライズが好きです。私が日本に住んでいた時は遠距離だったのでそんな機会もなかったのですが、一緒に住み始めてから幾度かサプライズをお見舞いされています。しかし、私は彼が期待する反応を示す事が出来ず、何度もケンカをしています。
続きを読む妖怪むしくわれ
まだ始めて1ヵ月のこのブログで、蚊の話題は何度出てきたでしょう。しつこいようですが、今日もです。
全てのモノどもにとどめを刺したいところですが、到底無理です。少しでも身を守れないかと、悪あがきをしているお話です。
日本と比較
まずは北スウェーデンと日本の蚊を比較してみます。
大きさは日本の2倍、痒みは10倍、数の多さは100倍。痒みの継続日数は2〜3週間くらいで大きく腫れ上がり、熱を帯びます。つまり悪。
数年前の夏、Husseのおじさんが所有する別荘に泊まりに行きました。別荘は森の中にあり、近くには川が流れています。奴らがうじゃうじゃいるのは承知でしたので、蚊除けネット付きの帽子で頭と顔を保護し、高密度生地のアウターとパンツを着用。更に手袋もはめて鉄壁の防御、だと思っていました。完全防備のはずで近くを流れる川で釣りに挑んだのですが、手袋の甲部分はニットになっており、そこを集中的にやられました。手の平部分はレザーだったので助かりましたが、釣りが終わって手袋を外してみると、手の甲だけで43ヶ所刺されていました。それを数える姿と言ったらもう妖怪。1ヶ所...2ヶ所...最後はすすり泣きで43ヶ所...。そっちの方がおぞましいのは今はおいといて。
その夜は痒みで眠れませんでした。翌日、ただでさえむにむにの私の手は、甲部分が腫れ上がりサザエさんの手みたいになっていました。色々地獄。
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