ぷりけったん
郵便屋さんやお隣さんが階段を上ってくる足音に反応して、ティトは突然けたたましく吠える事があります。私の方が先に物音に気付けば、事前にティトを制することができます。お隣さんだからね、大丈夫だよ(こわくないよ)、と。
制止出来ずに吠えた時、私は非常に驚いて心臓が止りそうになります。ティトの気持ちもわかりますが、どうかやめてほしい...。
でも、それ以外でティトにやめてほしい事は特にありません。ドアをガリガリ引っ掻いて傷つけたり、興奮し過ぎてマウンティングしてきたり、困ったなぁと思う事はいくつかありますが、最終的にはまぁいっかと受け流しています。誰のご迷惑にもなっていませんし。
存在としては孫です。もちろん犬なので油断していると何が起こるかわからず、100%信じているわけではありませんが、ほぼ孫です。目に入れても痛くない。それくらい私達をメロメロにしているティト。
私はティトの事を色々な呼び名で呼んでいますが、最近新たにもう一つ加わりました。
ぷりけったん
ぷりぷりなおしり(ケツ)ちゃん→ぷりけつちゃん→ぷりけっちゃん→ぷりけったん。
私は”ケツ”という表現はあまり好きではありませんが、ぷりけつならOK、ただし動物限定、という謎の自分ルールがあります。どうでもよ?
最近ティトのおしりのぷりぷり具合が増してきた気がして、ぷりけったんかわいいねーと頻繁に話しかけています。
ここ数ヶ月、私とティトの間である遊びが流行っています。その時、ティトはわざとやっているのかと思う程、私にぷりぷりを見せつけてきます。以下、その流れ。
夕食後、牛皮ガムを10分間かじり、それからしばしダラダラします。(食後すぐに遊ぶとおなかによくないので)
ですが、早く遊びたい(ぷりぷりしたい)ティトは、私に圧をかけてきます。
時がきたら、ベッドの上で遊びます。ティトが大好きなキウイ(鳥)の人形をジャンプして取ったり、お布団の下に隠されたキウイを探し当てたり、私がベッドの角に投げたキウイを急いで奪ったり。キウイキウイキウイ!
一通り遊んだら、ティトはキウイを押さえつけ、くちばしや足などどこか同じ場所をねちゃねちゃ噛み続けます。その時、私の方にくるっとおしりを向けてぷりぷりさせるのです。こんな風に。
足はネコみたいに折り曲げ、左右交互に体重をかけながら、おしりをぷりぷりさせてキウイをはむはむしています。私はそんな姿を見ながら、今日もぷりけったんだねー、かわいいねー、とキモい発言を繰り返しています。
横から見るとこんな感じ。
私がいなくてもよさそうなので離れようとすると、ティトはぷりぷりとはむはむをやめます。
ほとんどの犬のお尻にはつむじがあり、それだけでも既にかわいいです。おまけに、ハバニーズは歩く時もぷりぷりお尻を振りながら歩くのでかわいいです。さらに、ティトはこうして私にお尻を向けながらぷりぷりしちゃってすごくかわいいです。孫はいいのぅ。
以上、変態度が増してしまった婆様とぷりけったんな孫の日常でした。