カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

あつまれ!ハバニーズの会

ティトにはネモという親友がいます。

ネモは数年前に子どもを授かってお父さんになり、子どものうちの一匹、ムーミンと一緒に暮らしています。

kawaiiinu-tito.hatenablog.com先日彼らと散歩中にばったり会い、少し立ち話をしました。その時に、近々ハバニーズだけの集まりがあるんだけど来る?とお誘いをうけました。彼らのブリーダーが主催だそうです。

ティトはメスには喜んで近づいていきますが、オスには攻撃的になり、歯を剥き出して吠えたりします。普段はかわいい坊やなのに、そんな時はオラオラと化すティト。なので散歩中に会った犬には性別を聞いてから近づけるようにしていました。

集会ではみんなノーリード。そこでオス犬と対峙したらどうなってしまうのか...?怪我をするのもさせてしまうのも心配でちょっと悩みましたが、Husseとも相談してとりあえず様子を見るだけでも行ってみようと参加を決めました。

 

当日必要なものはおむつ。

洗って何度も使えるものを急遽購入して、前日家で試しにつけてみたのですが...か、かわいい。

ぼくはあかちゃんじゃないのに。

 

でもなんかいいかも。

 

おむつがうまくいけば、これから誰かの家にいっても粗相する心配がなくて安心です。もっと早く買えば良かった!

 

さて当日。

初めての犬の会。

しかもみんなハバニーズ!

 

不安もありつつワクワクしながら会場に行くと、駐車場には既に数匹のハバニーズがいました。私達がお世話になったブリーダーの姿も。ティトはそこにいた7〜8匹のハバニーズに圧倒されてしまい、ブリーダーへの挨拶もそこそこに遠くへ逃げるように私達を引っ張っていきました。室内に入る前に散歩をするつもりだったので、ティトが行きたい方向にそのまま少し歩き、気持ちを落ち着かせました。ティトは排泄をすませ、私達も深呼吸。

 

いざ会場に入ると早速みんなはリードを外し、犬達は自由に走り回っていました。ティトにはおむつを装着。迎えてくれた主催者に私達は初めて参加すること、ティトがオス犬には攻撃的になることなどを伝えると、気にしないでリード外していいわよ、と言われました。

心配はありつつも、私にはちょっと思うところがありました。ティトが攻撃的になるのは、自分も相手も”繋がれている”という安心感から強気に出ているのではないかというもの。もし自由な状態なら、本気で向かっていったりしないのではないか、と。

そんな思いもありつつ、おそるおそるティトを解き放ってみると...。

くんかくんか。

 

会場内をウロウロ歩いて匂いをチェックしたあと、ハバニーズ達にトコトコ近づいていき、気に入った女の子をチェック。どうやらまずは黒い女の子をロックオン!

心配していた事態にはなりませんでした。男の子が挨拶に来ると、ウーと唸ってワンっ!と威嚇しますが、それ以上はありません。噛み付くこともないし、取っ組み合いにもならず。やっぱり坊やは繋がれた安心を武器にオラオラしていただけでした。いきり坊や確定。

 

主催者は和やかな雰囲気を醸し出しつつ、犬達の様子には常に目を光らせ、トラブルを回避していました。ティトの様子や主催者の行動に私達も安心し、少しずつ周りのハバニーズ達も視界にはいるようになりました。

私達が移動する度にトコトコ着いてきて、私の膝にちょこんと座る子がいたり、終始しっぽを振りながらコロコロ駆け回る仔犬がいたり、鏡の前で自分の姿に見入っている子がいたり。

うん、いいわね。私なかなかよ。

 

当然ですがどの犬も個性があって、見ていて飽きないし癒されるし。私はずっとにやけっぱなしでした。

 

一方その頃。

宅の坊やは白黒ちゃんに照準を変え、ストーカーと化していました。

ハァハァ ねぇちょっとチミ

 

ハァハァハァ ねぇねぇねぇねぇねぇねぇ

 

うっざ!かわいそうだから何も言わずに歩き回って諦めるの待ってたけど、全然諦めないし。もういい加減にしてよ!

って最終的に白黒ちゃんは座り込み、ティトに向かって微動だにせずウーーーーと牙を剥いていました。

境界線はここよ!これ以上踏み込んでこないで!

そう言う白黒ちゃんのウーーーーにもめげず、熱心にアプローチを続けてたティトは、最終的にワンッ(もうイヤだ!)と白黒ちゃんに怒られていました。そうそう、しつこいと嫌われちゃうからね。勉強になったね。

 
 
 
 
 
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私達を誘ってくれたネモとムーミン達ももちろんきました。ムーミンは超人見知りなので大人しく飼い主さんの影に隠れて様子をうかがっていました。ネモは正反対。非常に興奮状態で、吠えたりどんな犬にも挨拶なしにちょっかいを出してしまったり、自分でも制御不能になっているようでした。主催者からリードに繋ぐよう言われてしまい、残念ながらネモは自由に遊べませんでした。普段は攻撃的ではありませんし、きちんと飼い主の指示も聞けますが、その日は何かのスウィッチが入ってしまったのでしょう。ずっと舌を出してはぁはぁと息づかいも荒く、なんだかかわいそうなくらいでした。飼い主さんも困ったわぁと嘆いており、私達も時折ネモを抱いたりリードを持ったり、助けながら過ごしました。

たっのしーーーー!

 

ネモは会場内で一番体格が大きく、体重はなんと10kg越え。ティトもハバニーズにしては大きいと言われていますが、それでも8kgです。ネモを抱いたHusseもハバニーズ!?と驚いていました。

 

今回、28匹のかわいいハバニーズが集合しました。

矢印がぼく。

 

Husseは何かあったら大変だとずっとドキドキしていたみたいですが、ティトは楽しそうだったので、その姿が見られただけでも私はとても嬉しいです。おむつも問題なく使えました。

来月もあるそうなので、また参加する予定です。ティトも境界線を学ばないと!