カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

4歳になったら必要なこと

10月半ばにティトは4歳の誕生日を迎えました。

私達がティトを迎える時、今後犬と暮らす為に必要な事柄をブリーダーはまとめて下さいました。月齢や年齢ごとに必要な検診やワクチンスケジュールもそのうちの一つです。

1歳の時に受けた混合ワクチン。義務ではありませんが、強く推奨されています。これは伝染型肝炎、犬ジステンバー、パルボウイルスの3つに効果的。未接種の場合、どれも深刻な症状を引き起こし、高確率で死に至ります。

この混合ワクチンは3年毎に接種せねばなりません。4歳になったティトは、先日病院を予約して打ってきました。

 

混合ワクチン接種と同時に、4歳の検診では心臓と関節、それに目の検査も行ないます。獣医さん大好きなティトはしっぽを振りながら病院に入っていきました。コロナ禍では付き添いは一人まででしたが、今回はHusseと共に私も入室することが出来ました。

まずは心臓と関節。問題なし。

目の検査では瞳孔を開く目薬をさし、15分待ちます。ティトの目はだんだんと黒目が大きくなり、瞳がウルウルしてたまらなく可愛くなっていきました。

おやつが欲しいよぅ

 

徐々に眩しさを感じていると思いますが、それでも笑顔でしっぽをふりふり。獣医さんに撫でてもらってうっとり。

だからおやつが欲しいんだよぅ

 

診察室では沢山おやつがもらえることを知っているのでしょう...。終始ご機嫌でした。

瞳孔が開ききってから部屋を暗くし、強い光を目にあてて検査しましたが、これも問題なし。直後に首の後ろにブスっとワクチン注射を打ちましたが、ティトは暴れることもなく、すんなり終わりました。

腰ぐらいの高さの診察台からティトを下ろそうと思ったその時。実はストレスが溜まっていたのか、ティトはお尻から強烈な匂いのスーを発し、私をくらっとさせました。あまりにも臭くて、ちょっとティト!と私は笑ってしまいましたが、よくあることなのか獣医さんはハハっと軽く笑うだけでやり過ごしていました。すごい。

 

必要な診察は全て終了。しかし私には気になる点がいくつかあったので、それをまとめて質問しました。

特に気にするほどではない症状ばかりでホッとしましたが、ひとつだけ問題が。

最近ティトは吐くことが何度かありました。元々胃腸は弱いほうなので、今までにも嘔吐や吐き戻しはあったのですが、頻度が高かったのと色がいつもと違ったことが心配でした。ちょうどその話をしている最中、タイミングを見計らったかのようにティトは嘔吐し、食べたおやつや朝食を出してしまいました。獣医さんに直接見てもらえてよかったような気の毒なような...。スーもその影響だったのでしょうか。笑ってごめんね...。

 

先生曰く、胃腸が疲れて弱っているから、消化を助けるフードに切り替えるよう指示を受けました。そして食事回数も2回から5回に増やして胃の負担を和らげるように、と。通常成犬の食事は一日2回ですが、もしかしたらティトは一日3回の食事で定着させてもいいのかもしれません。

 

帰宅後、フードを切り替える&回数を増やすための一週間の食事計画を作成。現在進行中ですが、吐くこともなければ排便も問題なく、上手くいっている模様です。このままお腹が穏やかになってくれたらと願います。

 

因みに、スウェーデンには”お腹穏やか”という名前のフィールミョルク(発酵乳製品)があります。

おん!

 

企画チームに日本推しのどなたかがいらっしゃったのでしょうか。私はちょっと苦手なのですが、穏やかって表現がいいですね。INU用の穏もあったらいいのに。