カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

SÖTNOS TITO

Titos svenska liv med Matte och Husse

お邪魔じょうず

一雨ごとに深まる秋。北スウェーデンは最近雨続きで、降り止んだとしてもスッキリしないお天気が続いており、深まり過ぎてさむぅい今日この頃です。冬はギリギリまで先延ばしにしたいところですが、寒くなると楽しくなる事もあります。

 

前回の記事でもチラっと書きましたが、私は編み物が好きです。北スウェーデンの夏は涼しいとはいえ、流石に夏にウールの毛糸を扱うのはしんどいので、涼しくなった秋頃から毎年編み始めます。

今年は8月終わりから始めたので、既に一つ完成してしまいました。自分用のカーディガンです。

もこもこ

 

久しぶりに太い棒針で編んだので、スイスイ進んであっという間に完成しました。と、言いたいところですが、実際は何度もほどき直して時間と手間がとてもかかってしまいました。袖を4回、見頃を1回、もうすぐ完成と言うところで1回、全てほどいてやり直しました。やはり編むからには心地良く着たいです。ここが嫌なんだよなーと思いながら着たくありません。ほどく前は面倒くさい気持ちが勝ちそうになりますが、心を無にして一歩を踏み出し、糸をばばばっとほどき始めれば気分はもうスッキリです。あとはまた編むのみ。結果、後悔もなくとても気に入ったものが出来ました。

 

私が編んでいる間、ティトはお昼寝をしています。ある時はトコトコやって来て私の背後のソファーに登り、私の肩に頭をうねうねこすりつけながら眠っていました。

 

ティトの温もりを背後に感じながら、好きな編み物に没頭って...。幸せの極みです。

 

昼寝から目覚めると私の側までやってきて、自分が起きた事を知らせます。そして、Matteは今何をしているんだろう、と私の周辺をしばし見渡します。大人になったティトは、遊ぼうよ!と突然飛びかかってきたり、あからさまに邪魔をするような事はしません。ただ私の事をジッとみつめ、遊んでくれると嬉しい!と控えめにアピールします。

Matteはこれにむちゅうだ...

 

でもぼくはもう起きたし遊びたい...

 

じーーーーー。この圧、届け。

 

ティトの遊びたい気持ちに気付かないふりをしたら、ティトは一体どうするんだろうと思い、ちょっと心が痛みましたが観察してみました。すると、少しずーつじりじり近づいてきて、最後は目で遊ぼうと訴えかけてきました。健気で可愛くて、この後すぐにデレデレして遊んだのは言うまでもなく。こんな風になら、どれだけ邪魔されても構いません。

 

袖の失敗に気付き、ほどく前に放心していた時も、ティトがやって来て私のことをじっと見つめていました。ほどきたくないんだけどほどかなきゃいけないよ、いやだよ、と思わずティトにぼやいたところ、遊んでくれるの?と勘違いしたティトが毛糸玉をくわえ、今にも走り出しそうになりました。

ちがうよ、ぼくは手伝うつもりだよ。

 

私とHusse以外の人に贈るものは、こんな風に床に放り出したりしませんし、ティトがくわえないよう注意していますが、私達のモノだとこんなハプニングがあってまたそれも楽しく、笑いが生まれます。

編んだら遊んで、たまには一緒にお昼寝をして、起きたらお散歩をしてまた編んで。この先過去を振り返った時に、あの時は幸せだったなーと思えるのはこんな瞬間なんだと思います。何気ない日常のようですが、どれだけそれが尊いことなのかを噛みしめながら、ティトとの暮らしをこれからも楽しんでいきたいです。

 

編み物は完成するまでに何度も心が折れそうになりますが、出来上がったらすぐにまた違う何かを編みたくなります。不思議。そんな風にして出来たものが他にもあるので、それはまた別の機会にご紹介したいと思います。