ティトの歯、再び...?
※先日UPしたこの記事ですが、間違えて上書きして消してしまいました...。記録の為に再UPしますが、スターをつけて下さった皆様すみません。ありがとうございました(泣)。どうぞスルーなさって下さい。
今年の3月頃、ティトの体に小さなおできのようなモノを2箇所見つけました。左脇の下と、お腹の真ん中あたり。とても小さいしティトも痛がるような素振りを見せませんし、ちょっと心配でしたがしばらく様子をみる事にしました。
見つけてから五日目あたりで、おできは綺麗さっぱり無くなりました。犬にもニキビができると言いますから、もしかしたらそうだったのかもしれません。なにはともあれ、何事もなくてホッとしました。
それからおよそ1ヵ月後、歯茎にもできものを発見しました。
何だろう...。歯ブラシをあてると嫌がるような素振りも見せます。でも元々前歯を磨かれるのはあまり好きではないので、普段通りと言えば普段通り...。体のおできと同様にしばらくしたら消えるかもしれないと思い、様子を見る事にしました。
ところが数週間経っても消える事はありませんでした。かと言って大きくなる訳でもなく。変化と言えば、歯の付け根の色が若干変わったような気がしないでもない...。
昨年の7月、ティトの歯がぐらぐらしてしているのに気付きました。診断の結果抜歯をすることになり、ティトは全身麻酔で手術を受けました。
kawaiiinu-tito.hatenablog.comその際先生から、1年後に確認するのでまたいらっしゃい、と言われました。
その検診は本来今月でしたが、上記の通り前歯が心配だったので、1ヵ月早いですが診てもらう事にしました。
コロナの影響で、病院に入れるのは飼い主一人だけです。ティトの体の変化などを熟知しているのはどちらかと言うと私なのですが、スウェーデン語で聞き逃したり勘違いするのは怖いので、Husseに詳細を伝えてお願いしました。
車の中で待機していると、しばらくしてHusseから連絡が。先生のOKが出たから一緒に直接聞いて欲しい、だから来てとの事。入っていいんかーいと突っ込んでから急いで診察室へ行きました。
診察してくれた先生は、昨年ティトの歯を担当してくれた方ではありませんでした。マスクをしていたのと、フィンランド訛りのスウェーデン語で私は非常に聞き取りづらかったのと、ちょっとこわいな、というのが第一印象でした。そして診断結果にもびびりました。
ぐらぐらして変色もしているから抜歯をしたほうがいい、との事。
昨年の抜歯後、一日おきだったティトの歯磨きは毎日行い、歯ブラシや磨き方も改善し、私は日々努力を続けてきました。おもちゃの引っ張り合いっこもかなり加減しています。なのに何故...。先生に原因を伺ったところ、小型犬は思わぬところでぶつけたり、ガムなど硬いものを噛んでいる時に痛めやすいので、飼い主でもどうしようもない時がある、とのこと。そうは言われても悲しいしなんだか申し訳ない...。
それから、手術の内容や医療費の目処をまとめた紙を頂きました。先生はじゃあさようならとすぐにどこかに行ってしまいました。再び全身麻酔、大事な前歯の抜歯、そして医療費...色々とショックな事が多く、私達は少し放心しました。
ちょっと考えたかったので手術の予約はせず、そのまま帰宅しました。
今年、家の近所に新しい動物病院ができました。そこには歯科医もいるとの事。手術をするにせよわざわざ遠くまで行くのは大変だから、セカンドオピニオンも兼ねて新しい病院でも診てもらったらどうか?Husseと相談してそうする事に決めました。
帰宅してすぐ、病院に連絡をして直近で予約を入れました。それが我々が旅行に行く当日の朝、8時半。前回まで続いたあの旅の初日に、実は病院に行っていました(忙しかったー!)。
その病院も飼い主一人しか入れなかったので、私は外の待合室で待機。ドキドキしながら待っていると、診察室のドアが開いて晴れ晴れとした顔のHusseが出てきました。先生曰く、抜歯の必要はないとの事。しかも全部の歯を丁寧に診たところ、ぐらぐらしているのは一つもない、と。できものも別に悪いものじゃないからそのままで良し。変色についてはHusseが訊くのを忘れましたが、10月にワクチン接種があるので、またその時に聞く事にしました。獣医さんはポーランド人で、とても丁寧で感じが良い人だ、と言っていました。
抜歯の必要がないのは素直に嬉しいことです。でも本当に必要ないのでしょうか...?先生のおっしゃることがここまで違うと、少し不安になります。どちらが正しいんだ??
そして先生の印象(怖そう優しそうなど)で診断を判断してはいないか?ぶっきらぼうでも凄腕の先生はいらっしゃいますし、優しくても知識不足な先生もいらっしゃる...。
今回、私達は抜歯をしない選択をしました。それは毎日歯磨きをしている私の感覚と、先生の診察から伺える説得力に拠るものです。それでも日々様子を見続けて、変化があったらすぐさま病院に行く予定です。
例えばもしこのまま放っておいて歯に問題が起きても、それは先生のせいではありません。抜かなくても良い、という先生の意見を選んだ私達の責任です。今ティトはまだ3歳半ですが、これから歳を重ねるごとに判断しなければならない事も増えるでしょう。何が正しくて何が間違っているのか。判断する事も家族にとって一つの責任です。怖いですし難しいですが、その都度ベストな道を模索し選んであげたい...。
私達のかわいいティト。健康で安心で楽しい時間を過ごさせてあげたいです。歯磨きはたまに面倒くさいなーと思っちゃうけど、これからも頑張るからねー。