手作りノーズワークマット
ティトのご飯や身の回りの物を買いに動物用品店に行くと、私達は必ず何か(おやつやおもちゃ)を買ってしまいます。おもちゃはしばらく使ったら違うものと交換し、またしばらくしたら入れ替えて、なるべく新鮮さを楽しめるようにしていますが、お店でみるとついつい手を伸ばしてしまいます。
ティトは喜んでくれるので、こちらとしても買って良かったと思えるのですが、よく考えてみると自分でも作れそうだな、と思うものがいくつかあります。
今日はそのうちの一つ、ノーズワークマットを作ってみました。
その名の通り、鼻を働かせてねっていうマット。それぞれにおやつを忍ばせて、犬はそれをクンクン嗅いで見つけます。
いくら小型犬だろうと犬にとって散歩はとても大事です。体を動かす事はもちろん、道端で会った人間や犬とは社会性を養う事ができ、色々な匂いを嗅ぐことによって頭も使います。でも中には体が不自由だったり、どこか治療中だったりして外に行けない場合もあります。さらにこれからは梅雨の時期。お散歩に行きたくても流石に大雨では犬にとって負担になってしまうでしょう。散歩の代わりには到底なりませんが、頭を使うノーズワークマットは、室内でのちょっとした退屈しのぎにはなるかもしれません。
さて、ティトは楽しんでくれるでしょうか...?
おやつを隠している間、ドアの外では待ちきれないティトが鼻を鳴らしていました。ティトの反応や如何に。さぁ、遊ぶがいい!
部屋に入るなり、ぴゅーんとマットへ突進。ブタのように鼻を鳴らして大興奮のティト。あぁそんなに楽しいのね...嬉しいな...と思いきや、ちょっと違ったようです。
鼻が短いティトには深さがあり過ぎて、おやつに届かなかったようです。これは失敗。ブタバナにさせちゃってごめんね!
観察したところ、ティトが気に入ったのはこの2つのようです。
奴さんを折るときの途中段階なのですが、適度におやつが隠れるのと、適度に取りにくいのが良いらしいです。意外。
ティトが熱中している時になるべくマットがズレないよう、裏には滑り止めがついた生地を使用しました。
ところがティトのノーズワークはかなり激しく、前脚でカリカリ引っ掻くこともあり、マットはズレて思惑通りにはいきませんでした。残念。
結局私が手でマットを押さえていましたが、それでティトが楽しめるならおやすい御用です。
包んだおもちゃには見向きもしませんでした。パーツを縫い合わせる前には一番興味を示していたのですが、やはりおやつには叶わないようです。でも慣れてきたらきっと遊んでくれるかな?
ひとしきり遊んだ後のティトはとっても眠そうでした。
マットは?楽しかったよね?それよりおやつ...? んーティトらしい。でも満足げなティトの姿を見られただけで、作った甲斐があったというもの。
マットの右下パーツはちょっと指向を変えました。
隠した(みえみえだけど)おもちゃを取る遊び。このおもちゃも手作りです。
こちらついてはまた後日ご紹介したいと思います。