おひさまの目覚め
先日、ティトの牛皮ガムが無くなったので、動物用品店まで買いに出掛けました。
店内をブラブラ見ていたら、こんなものを発見。
ねこちゃんのおうちです。パッとみたとき素通りしそうになりましたが、ここはスウェーデンです。バナナの牛乳て!日本ではバナナジュースが流行ったようですが、こちらではあまりそういう話はききません。なんで?どした?しかも微妙な日本語。これによって開くて!わかるけども!
買う人がいるのかなー。でもあの穴からティトが顔を出したらきっとかわいいよなー。などと考えながら買い物を済ませました。
それはそうと。
前回の記事で寝起きのティトをご紹介しましたが、今日も引き続き。
ティトは夜中、寝る場所を何度か変えます。私に寄りかかって暑いと感じると、ベッドから下りてひんやりした床に寝転びます。ちょっとさみしいな、と感じるとまたベッドに上がってきて、私の足元でうねうねします。
先日はベッドの隅っこで朝を迎えたティト。私の目覚ましが鳴っても知らんぷりで眠っていました。
かわいいね...。いつまででも見ていられますが、一応起こします。優しい声(友人曰く気持ち悪い)でティト朝だよーと呼びかけると...。
びくっ!と目を覚ましました。そんなに不気味な声だったかな...?
ここからのティトがまたかわいい。なんだMatteかー、変な声出さないでよーとぼやくように伸びをしながらローリング。
あぁ...平和だな...。こんな目で見られたら、また一緒に眠りたくなります。伸びをした後の二度寝。最高です。ちょっとだけだよーとなでなですると...
気持ち良さそうに目を閉じて、またまどろみの中へ。前脚の付け根や胸の部分をなでられるのも好きなので、私はここぞとばかりにティトの体をむにむにし、その温もりと柔らかさに癒されます。
散歩から帰ったらバスルームで足を洗い、私の膝の上に寝転んでドライヤーで毛を乾かします。乾かしてからはティトの体をマッサージ。その時も気持ち良さそうに目を閉じて、ぐでーんと横たわっています。もうおしまいだよ、と言っても、動こうとせずに私の目をジッとみつめ、もっとなでて、と催促します。仕方が無いなーとデレデレしながらまた続けますが、自分から催促しておいてティトは突然ムクッと起き上がり、体をブルブルっと震わせます。まるで、マッサージさせてやったと言わんばかりのその態度。私との温度差ったらすごいです。
この日の朝もまさにそんな感じで、急にガバっと起き上がり私の側から離れていきました。そういうのもういいから。早く散歩に行こうよって。
デレデレさせてくれたと思ったらツン。私もツン返ししてティトのデレをもっと引き出したいのですが、ツンができず。甘えてくれる時に思いきり嬉しさを噛みしめています。
Husseはよくこんなことを言います。ぼくは朝、2つの太陽で目覚める。一つは空の太陽で、もう一つはティト。
私は?って言葉は飲み込むとして、ティトはそれくらい私達の目覚めを朗らかにしてくれます。
明日はどんな朝を迎えられるでしょうか。太陽の動きが楽しみです。