カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

胴長わんちゃん用セーター

朝の散歩時はまだ気温がマイナスの北スウェーデン。それでも日中はプラス5℃を超えます。しかも快晴。ここ数日はそんなお天気が続き、とっても嬉しい今日この頃。

でも私はおうちが好きです。窓から差し込む陽の光にまどろみながら、編み物をしたり、ストレッチをしたり、お昼寝をしたり...。ねこか?ねこちゃんか?運動は好きでしたが、遊ぶのは専らおうちだった幼少期。国が変わろうとも、年齢を重ねようとも、そういった事は一切変わらないようです。

 

日向ぼっこをしながら、おばあちゃんのようにこっくりしつつ編んでいたものがあります。またもやティトのセーターです。

kawaiiinu-tito.hatenablog.com

以前、私のワンピースをほどいた毛糸で編みましたが、その残りがあったのでもう一着。

 

前回編んだものよりも凝った模様にしてしまいました。その模様を見つけた時、これは細い糸にぴったりだし、隙間もなくて温かそう!と思ったのです。ゲージを作成し、編み図を設計する時には気持ちがワクワク。そして編み始めてしばし、私は青ざめました。これ、超面倒臭い...。

はちはちはちはちはち∞

 

果てしなく続く8。なんで私はこんな柄を選んでしまったのだろう...と自問自答しながら、でもきっと仕上がった時は嬉しいはず!と期待を込めて、黙々と編んでゆきました。

山の頂上へは、登る足を止めなければ辿り着けます。当然。編み物も同じく、編めば終わります。編まなければ仕上がりません。すごく当然。でもそれの難しさよ...。だんだんとペースが落ちてしまい、結局4週間位かかってやっと編み上がりました。

さぁ、ティトよ。着心地はどやっ!

良さそう?でもよく見て。

 

丈、長くない?

 

尻尾フリフリしたらめくれるよ?
 
......。
だね。長いね。ダックス君とかコーギーちゃんならぴったりかもね...。
でもきちんとゲージを編んで目数を計算したんだけどな...と思い、編み図を見直してみました。すると間違いを発見。計算ミスでした。はぁ...。

 

編み直すかと聞かれたら、もう編み直しません。

では編み図を手直しして、新たにもう一着編むか、と聞かれたらそれもイヤです。

サイズが間違っていたとしても、達成感はそれまでの大変さを吹きばしてくれます。でもこの柄にはもう拒否反応が...。また違う柄で挑戦したいと思います。

ティトの毛が伸びてモコモコになる冬、体がセーターのサイズに近づく事を密かに願っています。もしくは、手作りサイトに出品するか...。ニッチなサイズで困った困った...。