カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

猫にマタタビ、ティトに髪。

ティトは私やHusseに甘えたくてすり寄ってきたり、私達の膝の上に自ら乗ってくることはありません。さみしい。

仔犬の頃、ガムをかじる時は私の膝の上が定位置だったのですが、成長して体が大きくなるにつれ居心地が悪くなってきたらしく、いつの間にか登って来なくなりました。

ティトを迎えた当初、一緒に寝るとティトがベッドから落ちてしまうかもしれないし、知らぬ間に蹴ったりして怪我をさせたら大変だと思い、別々に寝る習慣をつけました。最初はクンクン寂しそうに鼻をならしてかわいそうでしたが、そのうちに慣れて一人できままに眠るようになりました。今となってはベッドに上がる事もOKになりましたが、ティトは自分のベッドや床で好きなように寝ています。今では私がクンクン鼻を鳴らしたい...。寂しい...。勝手なものです。

すりすりして来ないけれど、それはいつも近くに私達がいて安心しているから、という事を私達は知っています。本当は割と気が小さくて甘えん坊のティト。私がすり寄って行くと逃げるくせに、知らんぷりしているとジリジリ近寄ってきて体をくっつけてきます。全然知らんぷり出来ないのに、私はわざと素知らぬ振りをしてティトが来るのを待つ事がよくあります。

足元が好き

お昼寝する時、ティトは私の足元に横たわります。そのうちに自分のベッドに行ったり、また戻ってきて仰向けになって眠ったり。

私が足を伸ばして床に座っている時もそうです。

.....Matteの足がある。

 

しばらくじーっと私の足を見つめるティト。何かを考えている様子はとってもかわいくて、私は頑張って知らんぷりしつつ、ニヤニヤしながら写真をパシャリ。

その後おもむろに行動に出たティト。

ぶにゅう

 

控えめに足に体重をかけて横になりました。その後、ふぅーという大きなため息をついて、口をむにゃむにゃしてからお昼寝に突入。私は満面の笑みで心がじわーっと温かくなる...。

私としては足が痺れようともどかすつもりは無く、いつまででもそのままでいて欲しいのですが、ティトは3分くらいしてから自分のベッドに行って本格的に昼寝を始めます。ベッドまで追いかけて横に寝ようとすると、ティトは場所を変えます。その場所にまた移動して横に寝ると、またティトはどこか別の場所に行きます。追いかけられるのは嫌がるツンデレティト。さみしい。

Matteの髪が好き

私の髪の毛は前回の日本帰国(2年前)から切っていないので、どんどん伸びています。今はアンダーバストくらいの長さ。いざとなったら自分でばっさり切ろうと思っていますが、今のところあと1年くらいは耐えようと思っています。ヘアードネーションも出来ますし。

長いと静電気で広がるし絡まるし、洗髪や乾かすのも一苦労。でもトップでお団子にしてしまえば邪魔にならないので、そういった意味ではとても楽です。そして喜ぶ子もいます。

捕まえた!

 

ティトは私の髪の毛で遊ぶのが大好きです。まとめたお団子は前脚でガシガシ掘ってほぐし、器用に両手で掴んでハムハムします。

つーーー。

 

まず、生え際から毛先の中間辺りを少量の束取り、口にくわえます。そして、写真のように両手で抑えながら、毛先に向かってつーーーっとスライドさせていきます。

完了。もう一回。

 

これを何度も繰り返します。髪の毛が抜けて口の中に残ると、口をぱくぱくして知らせてくれるので、その時は取ってあげます。

私が、やめてくれーと頭を振ると更に興奮して、ティトはたまらず仰向けにゴロンします。そしてウーと唸りながら床でうねうねします。それがとっても可愛くて、私は毎日寝転んでこうしてティトと遊んでいます。

犬は怒った時に唸る、というのはよく知れ渡っていることだと思いますが、楽しい時にも唸ります。怒ったときは鼻にシワを寄せて歯をむき出しますが、嬉しいときは歯を見せずにティトの場合はうねうねします。ご飯の後や、一人で満足しているときも、私達に隠れてこっそり唸りながらうねうねしているときがあります。私はそーっと覗くのですが、覗かれているのに気付くとすぐにやめてしまします。何もしてないけど?って顔でトコトコどこかに行ってしまう姿がまた可愛く、ニヤニヤがとまりません。

 

私の髪はもちろん傷みますが、気にしません。それよりもティトと寝転がってうねうねする方がよっぽど幸せです。ただ、ティトは可愛くとも、上から見た私の姿は相当気色悪いはず。友人が泊まりに来た時など、絶対に見られないように気を引き締めたいと思います。