カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

いつもと違うクリスマス

日本ではお正月に家族と過ごす為、多くの人が年末に里帰りします。スウェーデンでは24日〜26日は祝日。この時期に家族の元に帰り、クリスマスを一緒に祝います。
ところが今年はアレなので、家族と離れて暮らす人は帰らず、近くに住んでいたとしてもパーティーは控える人がほとんどです。私達も同じく。Husseの親族はほとんどが私達と同じ街に住んでいますが、今年は集まらないで各々で過ごす事になりました。
 
私もHusseもパーティーが好きではないので、ゆっくり過ごせて少し嬉しくもあります。しかし、子ども達は気の毒です。おじいちゃんおばあちゃんも可愛い孫達に会えず、どちらも寂しい思いをしている事でしょう。良くも悪くも記憶に残るクリスマスになりそうです。

さて、どう過ごす?

クリスマスだからと無理して色々やろうとせず、とにかくゆっくりのんびり過ごそう!そのように私とHusseの意見は合致しました。朝の散歩に行った後はティトにご飯を用意し、その後はお昼まで2度寝。お昼の散歩はHusseと私とティトのみんなで行き、ちょっとその辺を走って遊んだりしました。
今年は12月になっても雨が降って暖かく、23日に時点で地面に雪はありませんでした。24日未明になってやっと雪が降り、クリスマスイブの朝は一面が真っ白でとても綺麗でした。ティトは雪に残った他の犬の情報収集に余念がなく、集中するあまり終始白いあご髭をまとっていました。サンタみたいで可愛いです。
ぼくはそんなおじいちゃんじゃないよ。

 

12月の家々はどこもクリスマス仕様で綺麗に飾り付けをしており、それらを見るのも散歩の楽しみになっています。いつもティトにおやつをくれる老夫婦のお宅では、サンタが屋根に登ろうと侵入を試みていました。
 
もちろんお人形

 

散歩後はティトがお昼寝。私は縫い物をしたり、Husseはゲームをしたり、各々好きなように過ごしました。

夕食はいつもよりちょっと頑張ろうと思い、夕方私がキッチンにこもっている間にHusseとティトは夜の散歩に。

さぁクリスマスディナーです。

ちょうど彼らが帰宅する頃、用意ができました。

ピザ風チキン、芽キャベツのオーブン焼き、カマンベールチーズと枝豆のじゃがもち、以上が人間用。

ティトにはいつものご飯に鶏肉とミートボールのトッピング。

 

人間用は見た目がアレなので写真は控えます。

私が食卓の用意をしている間に、ティトはサンタになってクリスマスディナーを食べに来ました。

プレゼントはないよ。むしろちょうだい。

 

ごはんもちょうだい!
 
かわいい...。ミートボールはHusse母からティトへのプレゼントです。美味しそうにむしゃむしゃ食べていました。

プレゼント

私とHusseはお互いにプレゼントはなしにしています。でもティトにはもちろんあります。実は先週買いに行ってその日にあげてしまったのですが。

写真とかいらないから早く!

 

左から。乾燥した牛の胃袋(たぶんミノ)、ヘラジカの肉巻きガム、乾燥した牛のレバー、ライト、以上です。おもちゃは普段も買っているので、今回はなしにしました。

このライトはデンマーク製のorbiloc(オルビロック)というブランドのものです。ウォータープルーフ、3年保証、−40℃までOK、5km先まで届く光、などなどかなり優秀。ここではiphoneも寒さで頻繁に冬眠します。さっきまでバッテリー90%だったのに突然0%になったり。なので、寒さや雪(水)に強いのは本当に助かります。色も何種類もありますが、霧のなかでもよく見える、という店員さんのお勧めでターコイズにしました。日本でも買えるようなので、気になる方はどうぞおググりなさってみて下さい。

 

我が家は日常とあまり変わらない夜でしたが、私はなんだかのびのびリラックス出来て、とても良いクリスマスイブでした。

世の中の子ども達にとっては、わくわく楽しいクリスマスとなりますように...。