カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

そりゃ食べちゃうよね

私達は基本的には人間の食べ物をティトにはあげません。歯石がつきやすい、お腹があまり強くない、体調の変化をわかりやすくするためなど、理由は他にもいくつかあります。

ところが、幸か不幸かティトは鶏肉(ささみ)という味を覚えてしまいました。

おじいちゃんとおばあちゃん

どこで?そう、Husse両親宅で、です。

私とHusseで出掛けなければ行けない時には、両親がティトのことを預かってくれます。両親はもちろん、ティトも2人の事が大好きで、私達も本当に助けられています。

彼らは私達の話を聞いてくれますし、尊重しようとしてくれますが、実際はうーん...と思うこともしばしばあります。ティトのおやつも然り。孫を愛でるおじいちゃんおばあちゃんと同じように、可愛さゆえに色々あげちゃう2人...。

私達は犬用のおやつとフードしかあげないよ、理由はね...とティトを迎えた当初何度か伝えましたが、でもそれじゃ可哀想だと彼らは言い、鶏肉をティトにあげるようになりました。

最初はおーい!と思いましたが、ティトは非常に喜び、目を輝かせていました。そんな姿を見ると、私達(主に私)はちょっと頑固だったかもしれないと、気持ちを改めるようになりました。とは言え、家では毎日あげません。特別な日や、私達が鶏肉を食べる時に一緒にティトも食べる程度です。

今日のメニューは鶏肉だね!

鶏肉を解凍したり、キッチンに置いていると、ティトはすぐに気付きます。見えなくてもにおいで反応。リビングで追いかけっこをしていても、私を誘導するようにチラ見しながらキッチンに向かいます。そして鶏肉が置いてある下で止まり、写真のように私の方を見上げます。

ここにアレがあるね?
 
くんかくんか

 

私が無反応でいると、熱心ににおいを嗅いで確認します。確かに鶏肉のにおいがするんだけどなって。

ここにあるでしょー!

 

わかってるんだからねっ!とでも言うように、ぐいーんと体を伸ばして私に訴えかけてきます。まだ茹でる前なので当然あげる事が出来ず。でもティトは賢いので、私はティトを抱きかかえて確認させます。まだ生だからね、後で茹でたらあげるからね、と。変わりに違うおやつをあげると、渋々納得したようにその場を離れて行きます。

犬の嗅覚と理解力ってすごいな、と改めて感じます。

ある日の留守番で

先週、私とHusseで出掛けなければならず、5時間ほど両親宅でティトにお留守番してもらいました。その間、両親はティトを連れて森に散歩に行ってくれました。助かります。

そのお留守番の翌日、私とティトはいつものように朝散歩に出掛けました。便は健康のバロメーターなので、拾う時には色や量や感触(当然袋越し)など確認します。その日も特に変わらず、健康的な便でした。

帰宅して足を綺麗にし、朝ご飯を食べるティト。その後は昼寝に突入します。40分〜1時間寝たら目覚め、私を遊びに誘ってきますが、その日は違いました。私の側に全く寄って来ないし、いつもより元気がない。おかしいぞ?

もしかして、と思ってリビングをウロウロしていたら、やっぱり見つけました。あれ。

下痢まではいきませんが、かなりゆるい便がリビングの隅っこにありました。しかもけっこう大量に。ティトはちょっとお腹が痛いのと、部屋でやっちゃったという後ろめたさから、私の側に来なかったようです。なんという健気な...。すぐに気付いてあげられなくてごめんね、という気持ちと、そんないじらしさが可愛くて暫くはティトを慰めました。大丈夫だよ、と。

原因は鶏肉の与え過ぎだな、とすぐにピンときました。でも疑うのは良くありませんので、一応聞きました。昨日どれくらい鶏肉あげた?と。というのも今朝ティトが...と説明すると正直に答えてくれました。沢山あげちゃったって。さらに、ティト用に彼らが買っていたおやつがあったのですが、それは消化しづらいもので、両親は知らずにあげてしまったようです。

鶏肉はおいしいので、ティトはいくらでも食べます。喜んでくれると嬉しくて両親は更にあげます。そしてティトは食べます。あればあげちゃうし食べちゃうし。両親の気持ちはわからなくもないですが、健康に影響するならそれはいけません。

Husseを通して伝えていた事は今まで沢山ありましたが、もうそれはやめました。私は出来る限り彼らに直接自分の口から言いたい事を伝えるようにしています。そうなるまでには色々ありましたが、噂話然り、人を通すと誤解が生じることもあります。感情や表情も伝わりません。なので、ティトのために沢山あげるのはやめてね、と穏やかに淡々と伝えると、彼らは理解してくれました。

でも今までと同じようにまた元に戻るでしょう。ちょっとくらいいいよね、と気が緩みそうな頃、沢山あげないでね、と事前にクギをさそうと思います。いつか心からわかってくれるといいな、という願いを込めて。

 

最後に。今更ですがインスタを始めました。

これとはまた別の日、鶏肉解凍中の様子はこちら。

 
 
 
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