カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

シルクのナイトキャップ

私の髪の毛は肩甲骨くらいまでの長さがあります。

正直、早く切りたいです。寝る時はまとわりついて邪魔で、洗って乾かすのも一苦労だし、黒髪で量も多いので重量的にも見た目的にも重たく、実際肩がこる...。

じゃあ切ればよかろうが、と誰もが思うでしょう。切らないのには一応理由があります。

寝起きに何もしなくても外出できるし、結んでしまえばスッキリして楽。お値段と仕上がりを考慮すると、こちらの美容院には行きたくない。などなど。

しかし、私のこんな髪でも人様のお役に立てることもあります。ヘアードネーションです。病気や色々な事情でカツラが必要な人のために、寄付することが出来ます。前回の帰国では40cm以上お渡しすることができました。上記の通り、それまでの毎日は面倒ですが、そんな訳で私の髪は伸び放題になっています。

乾燥が半端ない

スウェーデンの湿度はとても低いです。それ故、夏はカラっとしていて気持ちがいい(寒い)のですが、冬は本当にキツいです。全身カピカピ。冬に日本に一時帰国すると肌がもちもちになり、スウェーデンが如何に乾燥しているのか、改めて感じます。

乾燥しているということは、静電気も起こりやすいです。全身毛で覆われているティトは、その時期に撫でられ続けるとライオンのように全身が電気でボワっと盛り上がっています。私は元々乾燥肌な上、帯電体質なので暗闇でティトを撫でると電気が走り、バチっと光ります。ティトもきっと痛いはず...。

プルオーバーの服など着ようものなら、頭を出した瞬間にゴーゴンのように私の長い黒髪はブワーっと広がります。まとわりつくし髪も痛むし...。

そこでコレ。

前置きが長くなりましたが、今後しばらくは切らないであろう髪を保護する為、シルクのナイトキャップを作りました。これで眠っている間の摩擦も防げるし、静電気防止にもなります。

前 と 後

 

シルクは人肌に近い成分で出来ているので馴染みがよく、吸湿性保湿性保温性に優れています。昔、小学校で蚕を飼育していましたが、その営みの素晴らしさをよく理解出来ず、蛾になって気持ち悪いと思っていました。今ではお蚕さん万歳です。白いうねうね、可愛いです。

昔古着屋さんで買ったシルクのスカーフをリメイクして作りました。着用した感想は、とても良い、です。朝、キャップを外して髪を触ると、いつもよりしっとりしていました。コテで巻いたようなクセもつくので、私は気に入っています。

ただし。ステラおばさんもびっくり、着用時はかなりヤバイ見た目になるので、相応の覚悟は必要です。同棲したてのカップルや、シェアハウスに住んでいる方々はご注意を。

でも、ただただ可愛くなるだけの子もいました。

ぼくだよ。

 

かわいい...。上から撮っているため、脚が見えないのもまた可愛さを引き立てています。

早く鶏肉ちょうだい。
 
大好きな鶏肉をちらつかせて、じっとしててもらいました。
 
キリっ
 
ベレー帽を被った芸術家のようです。
 
ぼくは耳もしまうスタイル

 

私の遊びに付き合ってくれたティト。非常にかわいくて、泣きそうになりました。Husseにも試しに被ってもらいましたが、おばあさんになりすまして赤ずきんちゃんを待っている、狼みたいになりました。お互いを笑い合っている私達を見て、ティトは何を思った事でしょう。いつか聞いてみたいです。

 

終わりと思いきや、ちょっとお知らせです。

今更ですが、Twitterを始めました。初心者ですが、ティト目線で色々つぶやいたり、動画もアップしてみようと思っています。宜しければフォローしてみて下さい。

宜しくお願い致します。