カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

ティトのお口を探検

ティトの歯磨きの習慣を見直している今日この頃。

一日おきにみがいていたのを、先日獣医さんに言われた通り毎日みがくようにしました。出来れば一日2回、朝と晩にするのがベストとも言われましたが、最初から頑張りすぎると私がついていけなくなりそうなので、まずは”毎日”が習慣になることが第一歩と考えています。とは言え、朝は濡らしたガーゼを指に巻き、口の中や歯を拭いています。

道具の見直し

今まで使っていた歯ブラシは日本で買ったもので、ヘッドが小さめの小型犬用でした。

大きさは良かったのですが、人間の歯ブラシ同様、持ち手が真っ直ぐでした。私の磨き方も悪かったのですが、使いやすくて犬の口に合ったものはないだろうかと探してみました。

ゴム製で細かい突起が並んだ指にはめるタイプや、布製のモノ、歯磨きシートなど種類は色々あります。が、やはり歯ブラシはダントツで歯にいいそうです。

今回買い替える際にネットを見ていたら、動物のお口に特化したACCESIAというスウェーデン企業を発見しました。プロが使用するような医療器具から、一般人も買える歯ブラシなどあらゆる品揃え。歯磨き粉は違いますが、歯ブラシをそこで買いました。

 

カーブが素晴らしい歯ブラシ

 

歯ブラシのどちら側をどこで使用すべきか、磨き方まで解説。最後には”辛抱強くね!”と記されています。歯磨きが好きな犬は滅多にいないでしょう。歯ブラシという異物を口の中に入れられても頑張っているのだから、私も飼い主として頑張らねば。

実践

抜歯した後2〜3日はあまり口を大きく開かないよう言われていました。なるべくティトに無理がかからないよう、解説片手に注意しながらやってみました。それなのにどうでしょう。今までとは比べものにならないくらいこの歯ブラシは磨きやすく、もっと早く見つけていればと後悔しました。歯の裏側はそれでも難しく、まだまだ私の修行とティトへのご褒美が必要そうです。

ティトは小型犬なのでお口も小さく、奥歯はよく見えません。勘が働くほど熟知してもいないので、実際目で見ないとなかなか奥歯をうまく磨けません。なので、ヘッドランプをつけることにしました。冬の散歩用に持っていたのですが、これはもしかして使えるのでは?と気付きました。

まるで洞窟探検ですが、頭にライトを巻き付け、横たわっているティトに覆いかぶさり、怪しく口内を覗き込みながら毎日お互い頑張っています。頑張れティト…!

私の磨き方が悪かったせいで赤くなっていた頬の裏側は、これで消毒するようにと獣医さんに言われました。

え、これ大丈夫...?

 

人間に使うやつ...だよね?と心配になりましたが、獣医さんを信じるしかありません。って言っても心配だったので、ネットで検索したら、先程のACCESIAでも売られていたので使うことに。指示された分量以上使うと内臓に負担がかかってしまうので、獣医さんに言われた通りの分量を口の奥に散布。良くなってきたらやめるようにとのことでした。

傷は順調に回復

抜歯後2針縫った部分は良くなって来ています。糸はまだ残っていますが、10日ほどで上の部分の糸は切れて傷口も塞がりました。それでもまだ固いおもちゃは封印中。柔らかいものだけを部屋に置いています。

 

かわいいでしょ?だからガムちょうだい

 

引っ張り合いっこやガムが大好きなので、たぶんフラストレーションは溜まっていると思います。なので遊びに誘われたときは、普段よりもテンション高めでお付き合いしようと決めています。

私が仕事をしていたら、ちょっと離れたところにおもちゃのネズミを置き、私をじっと見つめてきました。

ねぇMatte、今遊べる?

 

かっわい。ちょっと気を遣っている感じがなんともいじらしく...。私が近づくと早速おもちゃをくわえて、追いかけっこの体勢になりました。

今から逃げるからねっ!

 

家の中をぐるぐる走り回り、たまにネズミを奪って放り投げ、一緒になって走って取りに行き、奪われた方がまた追いかけ、家中をぐるぐるぐるぐる...。お互い良い気分転換になります。ティトは満足してベッドに行き、昼寝の準備。

もうあっち行っていいよ。

 

固いものはもうしばらく我慢です。

私の歯磨きが上達し、少しでも長く健康な歯でいられますように。