カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

ティト、抜歯する

先日ティトの歯を磨いている時に歯のぐらつきに気付き、獣医さんに診てもらいました。その結果、たぶん抜歯する事になるだろうと言われ、私達はひどく反省しました。

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手術の前日、22時以降は水以外何もあげないようにとの事だったので、夜ご飯を2回に分けました。朝に空腹だと吐いてしまう事がよくある為、21時半頃に1/3程残していた夕食を食べ、ティトは眠りにつきました。

長い一日

当日。8:15に病院に行かねばならず、私達は7時前には家を出て車で向かいました。着いたら30分位散歩をし、排泄を済ませました。ティトは普段とは違うにおいがする場所を、楽しそうに歩いていました。私達は全身麻酔が心配で、元気が出ず。

コロナの影響で病院に入っていいのは飼い主一人だけだったので、私は車で待機。20分後、Husseが病院から出てきました。

麻酔が覚めても様子をみる必要があるから、今日は17時頃迎えに来て下さい、との事でした。長い一日になりそうです。そこにいてもやる事がないので、私達はまた車を走らせ、自分達の家に戻ってきました。

私も当然心配でしたが、お願いした以上獣医さんを信じるしかありません。Husseは心ここに在らずで、ずっと険しい顔をしていました。そんな時に色々話すと余計なケンカになり得るので、家ではただひたすら時間が過ぎるのを待ちました。

ティトを迎えに

時間通り迎えに来て下さい、と獣医さんから連絡が入り、17時にティトを迎えに行きました。先生が私も入っていいと許可してくれた為、今度は一緒に説明を聞く事が出来ました。

半日振りでしたが、ティトは元気に尻尾を振って私達との対面を喜んでくれました。その姿が何よりも嬉しく、改めて健康の有り難さを噛みしめました。

診察の結果、ぐらついていた歯はなんと乳歯でした。レントゲンを撮ったところ、更にあと2本乳歯が残っている事が判明。かといって永久歯の邪魔をしているかというとそうでもなく、そもそもその部分の永久歯はないそうです。先生曰く、とても珍しい状態たけど、2本の乳歯はがっちり根付いているから抜く必要はない、との事でした。

青丸が今回抜いた歯(左下側の歯)

 

仔犬の頃、乳歯の生え変わりはもちろんチェックしていました。抜けた歯を飲み込んでしまう場合もありますが、落ちているものは出来る限り集めていました。歯すらもなんだか可愛くて、今でも大切に保管しています。

なかなか抜けない乳歯があったので、近所の獣医さんにも診てもらいました。その際、私達が思った通りあと1本残っていると言われ、なるべく固いものを噛ませたり、引っ張り合いっこをして刺激を与え、抜けるように促してねと言われました。

その数日後、ポロっと抜けたのでこれでもう永久歯を待つばかり。と思っていたのですが、その永久歯は生えて来ず、結果的には更にあと2本残っていたようです。まとめると、ティトの歯は上下犬歯の隣りの永久歯はなく、右下と左上犬歯の隣りの乳歯が残っている状態、です。

当然ティト氏はお疲れ

というわけで、歯がぐらついていたのは君たちのせいではない、と先生は言って下さいましたが、私のせいで炎症が起きている部分もありました。

それは奥歯の頬側のお肉部分です。歯ブラシのヘッドが当たって、赤く炎症を起こしていました。奥の歯茎は内側にカーブしているので、歯ブラシもそれにあわせて内側に入れ込まなければいけませんが、私はただ真っ直ぐにブラシを動かしていたため、こんな事になってしまいました。ごめんねティト...。

その部分に散布するお薬と、抜歯して縫った部分の炎症止めを貰って帰宅しました。

なんだか悲しそう...。疲れが顔に出ています。

 

右足には注射の痕が。血管が見えるよう、その部分の毛は剃ってあります。アイスクリーム柄のかわいい包帯が巻かれていました。

獣医さんが好きで、病院を嫌がる事は全くありませんが、流石に不安だったのでしょう。ティトは普段自分から甘えてきませんが、この日は違いました。私の側に寄って来てドスっともたれかかり、ジッと見つめてくる事が何度かありました。撫でてあげると深いため息をつき、安心したかのように目を閉じました。ごめんね、よく頑張ったね、と何度語りかけた事でしょう。

歯の汚れも取ってもらったので、お陰様で白い歯に戻りました。一日おきにしていた歯磨きは最低でも一日一回はやるように言われました。理想は1日2回だそうです。頬の内側を傷つけてしまったので歯磨きの仕方も見直しです。ティトに辛い思いをさせないようにせねば。反省すると同時に気を引き締めました。また一から出直しです!