カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

初心者のキャンプ、やっぱりそうなるよね。

昨日からの続きです。

時刻は23時、私達は眠りにつきました。

 

ここは北スウェーデン

白夜です。夜中、日差しはなくともずっと明るい状態です。テント内にはランタンを吊るす付属がありましたが、昼間のようになんでも見えるので必要なし。私はもともと電気をつけていても眠れますし、Husseはいつもすぐに眠りに落ちるので、明るさは問題なし。とはいえ、夜中の3時には日差しが差し込み始め、私は目を覚ましてしまいました。

ティトは大丈夫だろうかと確認すると、私の足元にいました。顔をひょっこり覗かせて、目が合いました。私がもぞもぞ動いたせいでティトを起こしてしまったようですが、すぐに丸まってまた眠り始めました。

まだ3時か。やはり熟睡はむずかしい...。

もう一度眠れるかなと不安になりましたが、いつのまにか眠っていたようです。次に目覚めたのは5時。かなり昇った朝日がじりじりとテントを照りつけ、蒸し風呂状態で暑くて起きてしまいました。これ以上はもう眠れないな…。

 

 

テントを張っている時からちょっと嫌な予感はしていたんです。ここ、日陰ないよねって...。

テントを借りたとき、Husse父にはこう言われていました。テントを張る時は方角に注意しろ、と。木の位置を確認し、必ず朝は日陰になる場所に張るべし、と。

キャンプ場で指定されている川沿いのテント地区には、一切日陰がありません。森の中にも数カ所テント指定地区はあるのですが、川遊びと景色を優先し、アウトドアキャプテンのHusse父を無視した我々。当然ですが朝日という形で天罰が下されました。さすが初心者。

 

サンルームのようなテント内とはうってかわって、外の空気は気持ちがいいです。洗面所に行って戻って来たらHusseとティトも起きていて、テントの外に出ていました。

どうやらティトはテントから出たとたん、吐いてしまったようです。犬は空腹だと黄色っぽい泡のような液体を吐く事があります。昨晩、ごはんが食べられなかったティト。ますます申し訳ない気持ちになってしまいました。

早めの朝食

吐いた後、散歩に行きたがったティト。用を済ませて戻ってくると、朝食の用意をしていた私に、何か食べたそうに訴えてきました。早速朝食用のフードをあげると、勢い良くぱくぱく食べてくれました。ほっと一安心です。

 

私達の朝食はこちら。

インスタントコーヒーと、チョコレート味のムスリ(ワイルドなシリアル)。私はあまりムスリが好きではないのですが、Husseが興味津々で試してみたいとの事。お湯を注いで待つ事しばし。

開封時 → 完成

 

見た目はちょっとアレですが、すごく美味しかったです。ムスリが苦手な私も、これならむしゃむしゃいけました。ぱくぱくしすぎて、Husseにちょっと!と止められてしまいました。

ムスリが食べられない前提で考えていた私は、食パンとハム&チーズを持って来ていました。

思ったよりも焼けてちょっと焦げてしまいましたが、満足です。

で、何する?

ティトはその間、草むらの上で横になって休んでいました。涼しい空気と満たされたお腹で満足しているようでした。

私達も食後にコーヒーを飲んで一息つきました。そして。

このあとさ...どうする?

私の心は決まっていましたが、一応Husseに聞いてみました。すると、彼も私と同じ事を考えていたようです。

もう帰ろうか、と。

熟睡出来ていないから眠りたい。これから暑くなるとティトがまた休めない。シャワーを浴びたい。洗濯したい。帰りたい。

というわけでそそくさと帰る準備をし、車に乗り込みました。

総括

朝7時半。帰宅。はや。

みんなにとって今回初めてのキャンプでした。またもう一度行く?と聞かれたら、どうだろね、と濁すでしょう。一番の課題はティトでした。テント泊を何度も経験していけば慣れるのかもしれませんが、我々にその熱量はありません。となると、気まぐれで連れて行かれるティトは可哀想でしかありません。慣れない場所で眠らなければならず、安心出来ないでしょう。キャンプ地での散歩や遊びは普段の何倍も楽しいと思いますが、だったら泊まらず日帰りで十分です。

私とHusseがもう一度キャンプをしたいと思ったら、ティトは大好きなHusse両親宅でお留守番してもらうのがいいのかもしれません。

そういう事が分かっただけでも、今回はとてもいい経験になりました。

今回の為にわざわざ買った寝袋。経験と同様にそれらも無駄にはしたくありません。蚊がいなくなった頃、家のバルコニーで寝袋泊してみようか、と相談中です。なんかもう意味がわかりませんが、所詮インドアの我々(主に私)にはそれくらいで丁度いいと気付きました。

そういうことも分かった今回のキャンプ。

以上で終了です。

 

読んで下さりありがとうございます。