カワイーヌ・ティトの北欧生活

北欧で暮らすハバニーズ、ティトと飼い主Matte&Husseの日常

ティト、馬を見る

夏期休暇真っ最中の我が家。

朝の散歩はHusseに頼んで寝坊しちゃおう、とダラダラ過ごす事もありますが、そんなことを続けていると結局リズムが崩れて自分が辛くなります。元々夜型なので、夜中誰にも邪魔されず一人で映画を観たりしていると、とても幸せなのですが、それものちのち体が辛くなります。と、わかっていても欲深い私は自制出来ず、今リズムが狂っております。 

僕だって邪魔されずに朝ゆっくり寝たいよ、とはHusse氏。そりゃそうです。という訳で、早朝に散歩に行ったりその翌日には寝坊したり、寝不足やら寝過ぎやらで何かがおかしい私ですが、なんとか改善を試みている今日この頃です。 

ってそんなのはどうでもいいからさ、とはティト氏。Husseがお休みなんだからでかけようよ!とでも言いたげです。私達が家でダラダラしていると、床に伏せて上目遣いでみつめてきたりします。なるべく昼間は出掛けて夜はダラダラしよう、という意見で我々は一致し、出掛けてきました。

世界遺産の街、ガンメルスタード 

写真奥に見える教会と、そこに続く道に並ぶ小屋の一帯が、世界遺産として登録されています。ガンメルスタードとは”古い街”という意味ですが、この教会が建てられた15世紀にはここが街の中心だったそうです。遠方から教会を訪れる人の為、その周りに写真のような小屋が424軒ずらりと建てられています(wiki先生より)。

 

この小屋は購入できます。売り出されている物件を見た事がありますが、可愛らしい内装と窓からの素敵な景色でぽーっとしてしまいました。が、部屋にトイレはなく、キッチンもちょっと残念な感じであり、冬は寒くて住むのは難しく、世界遺産故色々な規制があります。と、不便は沢山ありますが、そんな現実を吹き飛ばす程、夏は本当に憧れてしまう小屋です。

ティト曰く、夏に惑わされて買うなよ。

お国柄ではない件

この道を抜けると、昔の農家の家を紹介する広場があり、そこには羊やニワトリなどの家畜もいます。カフェや雑貨店もありますが、今は残念ながら平日は休業。オープンは今週末の夏至祭からでした。

雑貨店よりも端っこのティトのかわいさったら。

 

この日、小学生達の課外授業が行われていたようで、自転車に乗った少年少女達が20名ほどいました。私達が着いた頃にちょうど帰る準備を始めていました。先生が話している間、好き勝手やっていた男子達。よく見ると女子も好き勝手やっているのですが、こっそりしているので先生は気付かず。先生は男子達に向かって、君たちお願いだから話聞いて!いい?大事な事言うからお願いよ!と、優しい口調で言っていました。

それを聞いていたHusse。僕たちの時代の先生も優しかったけど、ああいう時はお願いするどころか鬼軍曹みたいに叫んでて怖かったよ、と笑っていました。私の子供時代も似たような記憶です。どこの国でもあの年代がやる事と先生の反応は似たり寄ったりなのか、と気の毒な先生を見ながらちょっと笑ってしまいました。

ティトの出番。広場で遊ぶ

子ども達が去って静かになった広場。待ってましたーとばかりにティトがはしゃぎました。人がいない場所に行ってリードを外し、ボール遊びや追いかけっこをしました。

この嬉しそうな顔といったら...!寝不足など吹っ飛びます。こういうティトの表情を見ていると、嫌な事や面倒な事も頑張れます。あ、うそです。嫌な事は頑張れない。

ティト「だよね。」

締めは馬で

沢山遊んだ帰り道。来た道とは違う道で駐車場を目指しました。そして出くわした馬達。

ティト、馬を見る。

ジッと見る...。

この2頭の馬は寄ってくる虫を払うため、たまに尻尾をぶるんとするくらいで、他は微動だにしませんでした。それを見るティトも全く動かず。この時空は何なんだ...?とちょっと不思議な気持ちになりましたが、しばらくするとティトは満足したのかプイっと方向転換し、とっとこ行ってしまいました。

 

楽しかった一日。

と、締めたいところですが、私はまた蚊にやられました。耳の上側の縁をぶすっと。皮膚が薄いので掻くとすぐに熱を持ちます。先日刺されたところもまだ治っていないのに、やられました。痛い。痒い。憎い。

蚊達に対してはネズミにやられた時のドラえもんくらい、私は危険な思考を持っています。いつか奴らをああしてこうしてめっためたに...と。

ふふふ!叶うといいな☆

 

.......。

ぞわぞわしますね。

今日はこの辺でおいとましたいと思います。